3月21日から阪神百貨店で開催される『福岡・熊本・鹿児島物産展』の仕事をしてきました。
今回は、一週間ではなくて一日だけ。
でも3ステージあるし、打ち合わせがあまりできてない状況でのイベントだったからちょっとドキドキ。
で、今回はご当地人気ゆるきゃら『くまもん』と『かごしまん』とご一緒しました。
欧米人に比べ、日本人はキャラクター物がすごく好きなんじゃないかと思います。
そりゃ、人気キャラクターの王様はアメリカ生まれのミッキー・マウスでしょうし、ヨーロッパにも、ベルギーのタンタンとか、フランスのババールとか、フィンランドのムーミンとか、いろいろあるとは思いますけど、なんだろ、欧州ではキャラクターは子供の物。って感じですし、日本みたいに、子供向けの文房具だけじゃなくて、マグカップとか、携帯ストラップとか、クッションとか、バッグとか、大人が使う物もたくさん種類があって、それに囲まれた生活をしている人っていうのは、少なくともイタリアではあんまり見ないんですよね。
キティちゃんのブームで、ちょっとそういう感じも広がりつつありますけど、やっぱり日本ほどじゃない。
そのなかで、ご当地、それも地方自治体が主体となって、キャラクターをシンボルとするなんて、日本だけじゃないかと。
まぁイタリアは、stemma(ステーンマ)と言って紋章とか旗とかが盛んで、特にトスカーナの田舎町は、contrada(コントラーダ)中世の行政地区ごとの紋章をすごく大事にしてますし、そのモチーフが、動物だったりすることもあるんですけど。
キャラクターとはちょっと違う・・・
まぁそんなことはどうでもいいか。
えっと、冒頭の写真が『くまもん』と『さくらじまん』のツーショットです。
超アップだからなんだかわからないねぇーーー
なぜこんな写真になったからというと、すんごい人で近くからしか撮れなかったからです。
本当にすごかった。
いわゆる追っかけファンの人がいるんですよ。
まぁ『くまもん』のツイッターもすごくて、何時何分にどこそこでイベント。で、来てくれてありがとう。とかそういうことを本当にまめにツイートするから、フォロワーもたくさんいて、熱烈なファンが生まれるようです。
やっぱり人気キャラクターはすごいです。
こちらは、『さくらじまん』くん。
ちなみにお誕生日が3月22日。濃い眉は西郷さんへのリスペクト。頭の煙は桜島の噴火を表現しているそうです。ボディがふわふわしてとってもさわり心地がいいんです。
こういう県の物産展をしていると、いろいろ新しいことをしるきっかけとなってとっても楽しいのですが、鹿児島県特産品協会の方によると鹿児島は、鳥、豚、牛の生産量がすべて日本一なんだそうです。
黒豚のイメージはあったけど、鶏肉も1位とは知りませんでした。
さて、こちらは『くまもん』
楽屋での様子をパチリ!!
2011年ゆるきゃらグランプリで1位を獲得したんだとか。
ゆるキャラグランプリ
これを見ると、全国にいろんなグランプリいるんですね。
ちなみにほかにはどんなゆるキャラいるんだろう?
って思っていくつか見たんですが、不思議なことにキモカワで有名な奈良の『せんとくん』がいませんでした。
結構メジャーだと思うんだけど、選手権にエントリーしなかったのかな?
って思って、よく見ると、私が知ってるほかのゆるきゃら、京都タワーの『たわわ』ちゃんとか、あとこないだ阪神の仕事『全国選抜・ご当地ぐるめ甲子園』で会った、新世界串カツのゆるキャラ『くしたん』も、阪堺電車の『ちんでんくん』も、岸和田の『なすびん』も、龍神温泉の『だるだる』も、他に名前を忘れたけど、私が過去に仕事をしたキャラクターが全然載ってない。
そう考えると、本当にすごい数のキャラクターが存在するんですねぇ~。
まぁでも、こういうのを見て思うのが、地方自治体の箱モノ行政に通じるものがある気がします。
彦根のひこにゃんブームで観光収入があがったらしいし、人々に親しみを持ってもらうには、手っ取り早い方法。
ぐらいの気持ちで始めたキャラクターっていうのと、
とりあえず、国から予算が下りたから、ホールとか美術館とか作っちゃえ。
というのには、そのお金の規模はまったく違うけど、向き合う姿勢とかがね、似てる気がするんですよ。
有名な建築家に頼んで美術館を造ったとしても、人はその建物を見に行くわけじゃなくて、(もちろん、美術館はそれなりに見栄えのする建物である必要はあると思いますが)その中身を見に行くわけでしょ?
ホールも同じ。そのホールでどんな演目がされるのかが大事であって、その建物自体にさほど興味はない。
だけど、すごい税金を使って作った地方のホールは、子供の音楽発表会とか、フラメンコや、フラダンスの教室の発表会とか、そういう演目ばかり・・・
もちろん、市民が利用するうえで、安くて借りれて、自分たちの発表会の場が持てることって重要だと思うけど、そのためにすごい税金を使うのはどうなのかなぁ~。
イタリアだったら、教会とか学校がそういう場として提供されるんじゃないかと思うんですけどね。
好きなアーティストが屋外でコンサートするとしたら、ファンは交通費がかかろうが、雨が降ろうが行くだろうし、結局ハコモノよりもソフトなんですよ。
キャラクターも同じで、くまもんが人気なのは、まずもって、顔もかわいいけど、それ以外に、そのしぐさがかわいくて、さまざまなポーズをとることができるボディであること。またそういう人がやってること。さらにツイッターなどに次々様子をアップするとか、そういう努力があって、成り立つんですよね。
美術館に足を運ぶのは、どんな展示がされているか?なのでやっぱり特別展の時は、常設展に比べ、来館者が何倍にもなる。
残念ながら、ルーブルや、オルセー、ウフィツィ、のような常設で常に観光客があふれるような美術館は日本にはないんですよねぇ~。
キャラクターからずいぶん脱線したけど、そんなことをツラツラ考えてしまった。
で、『福岡・熊本・鹿児島物産展』はどうだったかというと、いや~楽しかった。
何食べてもおいしくて(笑)
がっちゃんてば、やっぱり西の食べ物のほうが好きみたい。
お昼はこちらのおにぎり(たべかけでゴメン・・・)
中に、お醤油で煮た、半熟卵が入ってて、本当に美味だった!
デザートにはこちら。イチゴ生大福。
いちごと生クリームをスポンジでkるみ、スライスしいちごを求肥でつつんもの。
いちご大福とは言いながらアンコはなし。
めっちゃおいしかった。
お土産用に買ったのはこちらの「いきなりだんご」くまもんバージョン。
あと、写真はないけど、あごだし(トビウオで作っただし)とか、明太子とか、からしレンコンとか、一杯買っちゃった!!
月曜日からは、プロモペルで東京出張でぇ~す。
今年は例年に比べて、2週間ぐらい早いの。いつもだと桜の季節なんだけど・・・
ちょっと寒そうだし。何を着ていこうか悩みどころ。
今回は、一週間ではなくて一日だけ。
でも3ステージあるし、打ち合わせがあまりできてない状況でのイベントだったからちょっとドキドキ。
で、今回はご当地人気ゆるきゃら『くまもん』と『かごしまん』とご一緒しました。
欧米人に比べ、日本人はキャラクター物がすごく好きなんじゃないかと思います。
そりゃ、人気キャラクターの王様はアメリカ生まれのミッキー・マウスでしょうし、ヨーロッパにも、ベルギーのタンタンとか、フランスのババールとか、フィンランドのムーミンとか、いろいろあるとは思いますけど、なんだろ、欧州ではキャラクターは子供の物。って感じですし、日本みたいに、子供向けの文房具だけじゃなくて、マグカップとか、携帯ストラップとか、クッションとか、バッグとか、大人が使う物もたくさん種類があって、それに囲まれた生活をしている人っていうのは、少なくともイタリアではあんまり見ないんですよね。
キティちゃんのブームで、ちょっとそういう感じも広がりつつありますけど、やっぱり日本ほどじゃない。
そのなかで、ご当地、それも地方自治体が主体となって、キャラクターをシンボルとするなんて、日本だけじゃないかと。
まぁイタリアは、stemma(ステーンマ)と言って紋章とか旗とかが盛んで、特にトスカーナの田舎町は、contrada(コントラーダ)中世の行政地区ごとの紋章をすごく大事にしてますし、そのモチーフが、動物だったりすることもあるんですけど。
キャラクターとはちょっと違う・・・
まぁそんなことはどうでもいいか。
えっと、冒頭の写真が『くまもん』と『さくらじまん』のツーショットです。
超アップだからなんだかわからないねぇーーー
なぜこんな写真になったからというと、すんごい人で近くからしか撮れなかったからです。
本当にすごかった。
いわゆる追っかけファンの人がいるんですよ。
まぁ『くまもん』のツイッターもすごくて、何時何分にどこそこでイベント。で、来てくれてありがとう。とかそういうことを本当にまめにツイートするから、フォロワーもたくさんいて、熱烈なファンが生まれるようです。
やっぱり人気キャラクターはすごいです。
こちらは、『さくらじまん』くん。
ちなみにお誕生日が3月22日。濃い眉は西郷さんへのリスペクト。頭の煙は桜島の噴火を表現しているそうです。ボディがふわふわしてとってもさわり心地がいいんです。
こういう県の物産展をしていると、いろいろ新しいことをしるきっかけとなってとっても楽しいのですが、鹿児島県特産品協会の方によると鹿児島は、鳥、豚、牛の生産量がすべて日本一なんだそうです。
黒豚のイメージはあったけど、鶏肉も1位とは知りませんでした。
さて、こちらは『くまもん』
楽屋での様子をパチリ!!
2011年ゆるきゃらグランプリで1位を獲得したんだとか。
ゆるキャラグランプリ
これを見ると、全国にいろんなグランプリいるんですね。
ちなみにほかにはどんなゆるキャラいるんだろう?
って思っていくつか見たんですが、不思議なことにキモカワで有名な奈良の『せんとくん』がいませんでした。
結構メジャーだと思うんだけど、選手権にエントリーしなかったのかな?
って思って、よく見ると、私が知ってるほかのゆるきゃら、京都タワーの『たわわ』ちゃんとか、あとこないだ阪神の仕事『全国選抜・ご当地ぐるめ甲子園』で会った、新世界串カツのゆるキャラ『くしたん』も、阪堺電車の『ちんでんくん』も、岸和田の『なすびん』も、龍神温泉の『だるだる』も、他に名前を忘れたけど、私が過去に仕事をしたキャラクターが全然載ってない。
そう考えると、本当にすごい数のキャラクターが存在するんですねぇ~。
まぁでも、こういうのを見て思うのが、地方自治体の箱モノ行政に通じるものがある気がします。
彦根のひこにゃんブームで観光収入があがったらしいし、人々に親しみを持ってもらうには、手っ取り早い方法。
ぐらいの気持ちで始めたキャラクターっていうのと、
とりあえず、国から予算が下りたから、ホールとか美術館とか作っちゃえ。
というのには、そのお金の規模はまったく違うけど、向き合う姿勢とかがね、似てる気がするんですよ。
有名な建築家に頼んで美術館を造ったとしても、人はその建物を見に行くわけじゃなくて、(もちろん、美術館はそれなりに見栄えのする建物である必要はあると思いますが)その中身を見に行くわけでしょ?
ホールも同じ。そのホールでどんな演目がされるのかが大事であって、その建物自体にさほど興味はない。
だけど、すごい税金を使って作った地方のホールは、子供の音楽発表会とか、フラメンコや、フラダンスの教室の発表会とか、そういう演目ばかり・・・
もちろん、市民が利用するうえで、安くて借りれて、自分たちの発表会の場が持てることって重要だと思うけど、そのためにすごい税金を使うのはどうなのかなぁ~。
イタリアだったら、教会とか学校がそういう場として提供されるんじゃないかと思うんですけどね。
好きなアーティストが屋外でコンサートするとしたら、ファンは交通費がかかろうが、雨が降ろうが行くだろうし、結局ハコモノよりもソフトなんですよ。
キャラクターも同じで、くまもんが人気なのは、まずもって、顔もかわいいけど、それ以外に、そのしぐさがかわいくて、さまざまなポーズをとることができるボディであること。またそういう人がやってること。さらにツイッターなどに次々様子をアップするとか、そういう努力があって、成り立つんですよね。
美術館に足を運ぶのは、どんな展示がされているか?なのでやっぱり特別展の時は、常設展に比べ、来館者が何倍にもなる。
残念ながら、ルーブルや、オルセー、ウフィツィ、のような常設で常に観光客があふれるような美術館は日本にはないんですよねぇ~。
キャラクターからずいぶん脱線したけど、そんなことをツラツラ考えてしまった。
で、『福岡・熊本・鹿児島物産展』はどうだったかというと、いや~楽しかった。
何食べてもおいしくて(笑)
がっちゃんてば、やっぱり西の食べ物のほうが好きみたい。
お昼はこちらのおにぎり(たべかけでゴメン・・・)
中に、お醤油で煮た、半熟卵が入ってて、本当に美味だった!
デザートにはこちら。イチゴ生大福。
いちごと生クリームをスポンジでkるみ、スライスしいちごを求肥でつつんもの。
いちご大福とは言いながらアンコはなし。
めっちゃおいしかった。
お土産用に買ったのはこちらの「いきなりだんご」くまもんバージョン。
あと、写真はないけど、あごだし(トビウオで作っただし)とか、明太子とか、からしレンコンとか、一杯買っちゃった!!
月曜日からは、プロモペルで東京出張でぇ~す。
今年は例年に比べて、2週間ぐらい早いの。いつもだと桜の季節なんだけど・・・
ちょっと寒そうだし。何を着ていこうか悩みどころ。
わたしも日本の観光地や旅行記を見るたびに、日本各地のキャラクターの多さに驚いています。一体どこの市町村のどこのキャラクターが人気の発端なのでしょう。やっぱりキャラクター商品が愛されるお国柄だから、キャラクター商品を作ることで、お土産の売り上げも、観光客も増えるのかもしれませんね。イタリアでは日本ほどキャラクター商品がはやらないというのは、おっしゃるとおりだと思います。ハローキティこそ、今は大人用のアイテムも各種登場して、大人のファンも多いようですが、キティちゃんも含めて、男女ともキャラクター商品を好むのは思春期までの場合が多いような気がします。
イチゴ大福がうらやましいのに加えて、おにぎり、本当においしそうです。お仕事、おつかれさまでした~
お返事おそくなってすいません。
今週はずっと出張で、携帯からは拝見していたのですが、携帯からの投稿ってめっちゃ面倒なもので、遅くなりました。
キャラクターに関しては、まずもって商業上のキャラクターの種類がめちゃ多いんだと思います。
マンガ文化の発達によって、たぶんアニメ化された漫画が、玩具メーカーなどと組んで総合的にピロデュースされるので、食品などにもその図柄が使われることが多いですし、生活に密着してるんでしょうね。
たとえば、ポケモンのソーセージとか、お菓子とか、パンとか、そういう感覚って他ではあんまりありませんでしょ。
で、その後、地域おこし、町おこし、で何かの土産物を売り出す際に、そういうものがあったほうが親しみやすいってことになったんじゃないかと。
あと、キティとかある程度知名度があるものに乗っかる形でご当地キティとかをすると、思わず集めたくなってしまう人って多いんでしょうね~
日本人は、やたらと『かわいい』を口にしますが、欧米人に比べてそういうものが好きな傾向が強いのかもしれませんね。