震災から3年経ちました。
丁度その日は、アロマの講座も終了していて、ブログのUPでもしていたのか?インターネットをつけていました。
そして、地震速報、、、
それから又、地震速報、、、それもマグニチュード6とか8とか書いてあり、
これはいつもと違う、と思った私は、東京に住む両親(その頃は父も健在でした)に電話をしましたが、なかなか繋がらず、
十数回後にやっと通じてホッとしたその時、又、地震があり、怖い怖いと言う、母親の叫び声を数分聞いていました。
両親が住むのは、12階なので、特に揺れも酷かったようですが、被災地ではないのに、これだけの揺れ。
被災地ではどれほどだったのか、その時は分かりませんでした。
その後、ニュースを見るたびに、私にも何か出来る事はないだろうか?
ずっと続けられる支援が出来ないものだろうか、という事が頭から離れませんでした。
ボランティアをしたいけれど、長い時間は取れない。
でも、まずは、被災地に向かおうと思い、震災から3ヶ月後に予定していた日本の里帰り時に、仙台に行きました。
なかなかホテルの予約が出来ず、やっと確保、仙台にたった1泊ですが行きました。
私が向かう1週間前に仙台に行った主人からは、内陸まで流されて来た船舶など、自分が見てきた姿を話してくれました。
私は、最初はどこに向かおうか、、、と考えたのですが、たった1泊しか行かれないし、
車もない、、、となると、仙台市内でしょうか。。。
たった1日で何が出来るか?と思ったのですが、私に出来るのはアロマだと思い、何かを作って持って行く事にしました。
友人の親戚が被災地に住んでいて、その方達は、ゴミの臭いが一番の悩み、というのも聞いていて、
友人に、ティーツリー、ユーカリ、ラベンダーの精油を託し、アロマ消臭スプレーの作り方を教えました。
上手く作ってくれたことと思います。
そして、他には何のアロマが良いのか? 色々考えた後、香り袋を思いつきました。
年配の方でも誰でも、匂い袋、香り袋なら、使い方を知っているし、危険な使用方法、間違った使い方をしないのでは、、、と思った事。(注意書きも勿論添えました)
カバンに入れても、お財布に入れても、夜寝る前に匂いをかぐだけでも使えるシンプルさ。
壊れない、軽い、ということで、飛行機や新幹線を使ってでも、私1人で持って行ける事。
オーストラリア原産のラベンダー、ユーカリやティーツリー等は、とても良いのですが、好き嫌いのある香りだったりするし、、、
いくつか効能をを考えましたが、どれも香りがきつ過ぎないように、気持ちを落ち着け、尚且つ元気にもなる、
そして、デオドラント効果や抗菌効果もある3種類のブレンドにしました。
シドニーでは、ボランティアの人にもお願いして、気持ちを落ち着けるアロマの香り袋を数百個作り、それぞれにメッセージを書き、みんなの思いも一緒に仙台に向かいました。
そして卒業生の1人と連絡を取り合い、食事をしながら、色々な話を聞きました。
持って行ったアロマの香り袋を、私が泊まったホテルの従業員の方や、食事をしたレストランの方、お土産を買った場所の定員さん、、、に渡すという方法にしました。
これなら、誰にアポを取らなくても出来るから。
これを最終的に考えついたのは、仙台に向かう、行きの新幹線の中でした。
その中で頂いた新聞、東北の人達の言葉が綴られていて、その中に、
「東北のために、何が出来るか分からない、と考えている方へ。
東北に旅行に来て、地元の宿に泊まり、美味しい物を食べて、お土産を買って行って下さい!
あなたが東北に旅行に来る、その事だけでも、復興支援なんです!」と書いてありました。(文章は私の記憶なので、違うとは思いますが)
そうか! 旅行に来るだけでも支援になるんだ!!
これなら、私でも出来る!!! そう思いました。
そして、それから毎年、東北に旅行に行ってます。
仙台名物!!! (笑)
翌年2012年は仙台市内から松島まで行って来ました。
地震で景観も変わったようで、クルーズ船の中ではその事を詳しく聞きました。
クルーズ船
松島名物だそうです(笑)
昨年2013年は、仙台で久し振りの再会をしたり、仙台の後には、福島の会津若松にも行ってきました。
やっぱり旅は駅弁!
あまちゃんで有名になった、まめぶ汁
そして市内観光
シドニーでも、いくつかの復興支援のボランティアに参加して、アロマを伝えたりしていますが、
東北への旅行同様、アロマでの支援も、ずっと続けて行きたいと思っています。