アロマとハーブ、金継ぎセラピスト in シドニー ★オーストラリア移住★

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金継ぎ教室

東北への復興支援について ~旅行を通して~

2014-03-12 17:00:28 | アロマ、ハーブ、リフレクソロジー

震災から3年経ちました。

丁度その日は、アロマの講座も終了していて、ブログのUPでもしていたのか?インターネットをつけていました。

そして、地震速報、、、

それから又、地震速報、、、それもマグニチュード6とか8とか書いてあり、

これはいつもと違う、と思った私は、東京に住む両親(その頃は父も健在でした)に電話をしましたが、なかなか繋がらず、

十数回後にやっと通じてホッとしたその時、又、地震があり、怖い怖いと言う、母親の叫び声を数分聞いていました。

両親が住むのは、12階なので、特に揺れも酷かったようですが、被災地ではないのに、これだけの揺れ。 

被災地ではどれほどだったのか、その時は分かりませんでした。

その後、ニュースを見るたびに、私にも何か出来る事はないだろうか?

ずっと続けられる支援が出来ないものだろうか、という事が頭から離れませんでした。

 

ボランティアをしたいけれど、長い時間は取れない。

でも、まずは、被災地に向かおうと思い、震災から3ヶ月後に予定していた日本の里帰り時に、仙台に行きました。

なかなかホテルの予約が出来ず、やっと確保、仙台にたった1泊ですが行きました。



私が向かう1週間前に仙台に行った主人からは、内陸まで流されて来た船舶など、自分が見てきた姿を話してくれました。

私は、最初はどこに向かおうか、、、と考えたのですが、たった1泊しか行かれないし、

車もない、、、となると、仙台市内でしょうか。。。



たった1日で何が出来るか?と思ったのですが、私に出来るのはアロマだと思い、何かを作って持って行く事にしました。

友人の親戚が被災地に住んでいて、その方達は、ゴミの臭いが一番の悩み、というのも聞いていて、

友人に、ティーツリー、ユーカリ、ラベンダーの精油を託し、アロマ消臭スプレーの作り方を教えました。

上手く作ってくれたことと思います。

 

そして、他には何のアロマが良いのか? 色々考えた後、香り袋を思いつきました。



年配の方でも誰でも、匂い袋、香り袋なら、使い方を知っているし、危険な使用方法、間違った使い方をしないのでは、、、と思った事。(注意書きも勿論添えました)

カバンに入れても、お財布に入れても、夜寝る前に匂いをかぐだけでも使えるシンプルさ。

壊れない、軽い、ということで、飛行機や新幹線を使ってでも、私1人で持って行ける事。

オーストラリア原産のラベンダー、ユーカリやティーツリー等は、とても良いのですが、好き嫌いのある香りだったりするし、、、

いくつか効能をを考えましたが、どれも香りがきつ過ぎないように、気持ちを落ち着け、尚且つ元気にもなる、

そして、デオドラント効果や抗菌効果もある3種類のブレンドにしました。

 

シドニーでは、ボランティアの人にもお願いして、気持ちを落ち着けるアロマの香り袋を数百個作り、それぞれにメッセージを書き、みんなの思いも一緒に仙台に向かいました。

 

そして卒業生の1人と連絡を取り合い、食事をしながら、色々な話を聞きました。

持って行ったアロマの香り袋を、私が泊まったホテルの従業員の方や、食事をしたレストランの方、お土産を買った場所の定員さん、、、に渡すという方法にしました。

これなら、誰にアポを取らなくても出来るから。



これを最終的に考えついたのは、仙台に向かう、行きの新幹線の中でした。

その中で頂いた新聞、東北の人達の言葉が綴られていて、その中に、

「東北のために、何が出来るか分からない、と考えている方へ。

 東北に旅行に来て、地元の宿に泊まり、美味しい物を食べて、お土産を買って行って下さい!  

あなたが東北に旅行に来る、その事だけでも、復興支援なんです!」と書いてありました。(文章は私の記憶なので、違うとは思いますが)

 

そうか! 旅行に来るだけでも支援になるんだ!!

これなら、私でも出来る!!!  そう思いました。

 



そして、それから毎年、東北に旅行に行ってます。

 

仙台名物!!! (笑)

 

翌年2012年は仙台市内から松島まで行って来ました。

地震で景観も変わったようで、クルーズ船の中ではその事を詳しく聞きました。


クルーズ船


松島名物だそうです(笑)

 

昨年2013年は、仙台で久し振りの再会をしたり、仙台の後には、福島の会津若松にも行ってきました。 


やっぱり旅は駅弁!


あまちゃんで有名になった、まめぶ汁

 
そして市内観光

 

シドニーでも、いくつかの復興支援のボランティアに参加して、アロマを伝えたりしていますが、

東北への旅行同様、アロマでの支援も、ずっと続けて行きたいと思っています。


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