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波乱万丈の歳月を経て
尚、落ち着けないシニアの日々

パリ日記 26 パン de パーティ in Paris

2012-03-01 06:23:46 | パリ便り

今回パリに来た最大の目的は

母校でパンを習うことでした

J'ai appri la boulangerie a Ritz Escoffier.

Ce cours maintenant est deux semaines

donc on travaille de 14:00 justqu'a 22:00.

C'etait tres dur pour moi

parce que je me suis toujours levee tout le matin.

Je n'aime pas travaille a la nuit...

以前は パンは2週間かけて習ったのですが

今は 5日間で全てを習得…

そのために 14時から22時という

ハードな詰め込みの授業になりました

私は毎日のようにパンを焼く日々を送り

ノウハウはあるので

改めて習うまでもなかったのですが

せっかくならディプロマが欲しいと思い

パンの基本であるボランジェリー レベル1、

2.5日分のレッスンを受けたのです

上級編(レベル2)から先に学んでしまったもので…

初めてパンを習う人には このコースはきついでしょう

 

今日 そのレベル1が終了して

一つのコースが終わるたびにリッツではお祝いをします

そのお祝いの様子をご覧ください

まずは学校の入り口

ジャムの上にある本を書いたのは

ご存じ シェフ ディディエであります

英語の子供むけ料理本だったので

娘のベビーの為に購入

ディディエ氏がサインをしてくれました

 

制作途中だった サプライズ パンは     Pain surprise

こんな風に薄くスライスしてサンドイッチを作り

それを食べやすい大きさに切ってパンの器に戻しました

こういう作業をすると自分は他の生徒さん達とは違って

もうプロなんだな…って感じました

同じ薄さにスライスするなんて私もかつては出来なかったから…

そしてこういう形で完成

 

焼き上がったパンでデモンストレーション

Nous avons fete avec tout les pains.

そして

良く頑張りましたと

ホテル・リッツから冷えたシャンパンが届きます

Avec le champagne du Hotel Ritz!

グラスも美しく、言うまでもなく美味しい…

 

もう当分登場することはない私です

 

今回のクラスにはフランス語を母国語とするひとが

半数以上いたために 外国人生徒たちにとっては

とてもやりにくいことになっていました

つまりシェフの言葉で即動けるネイティブと

通訳を介する外国人とでは

仕事効率が全然異なってしまうのです

私などはシェフのフランス語に

通訳のブリティッシュイングリッシュが被り

両方聞こうとするから両方理解不可能となる…

 

初めてパンをならうという台湾のお嬢さんなどは

いつも後ろに後ろに控えているので

オバサンは心配になって前に前にと引っ張り出して…

だから初めはフランス人のオバサンから

そうとう煙たそうな顔をされましたが

未来のあるお嬢さんが学ばなくてどうする!

と余計なお世話なのかもしれないけど

さりげなく、さりげなく仕事を彼女に回していたら

だんだんとオバサンたちの当たりが柔らかくなり

最後は友好的に一緒にディナー

いろんな国民と共同作業をするのは実に大変…

でも結局は心は通じるっていつも感じます。

 

今後はどうしたらよいのか

まだ暗中模索です

料理をすればするほど

旭川の充実したキッチンで仕事がしたくなる

でもね…

それは考えないことにして

とりあえず語学だけはガッチリ続けたいな…