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世紀の大予言スペシャル 

2008年09月21日 | 雑談
 先日、録画してたの見ました。いい年して好きなんですよね、この手の番組。「人類滅亡7の警告」という事で、7つの予言を科学的に検証!だそう。実際、TV局はどういう意図でこういうの製作するんですかね。大人がこんなの本気でみるわけはないと思うのですが。でもエンターテイメントとしてはかなり楽しい。だからいちいちつっこみいれたりしてはいけないのですが、それでも「なんやーそれー」とつっこみいれたくなったのが以下の予言。

 ヒトラーの予言、これは抽象的に環境破壊を言及。予言ってしろものではないですよ。聖徳太子の予言は、かなりこじつけ。例のごとく大槻教授がいうように人によってどうにでも解釈できる。でもこの人の反論もワンパターンでいまいち説得力ないな。ダヴィンチのモナリザにこめたというメッセージも抽象的。

 2036年から来た未来人の書込みというのもなんなだかなーという感じですが。
未来から乗ってきたタイムマシーンとその原理を紹介して、まんざら嘘でもないと結論づけてる根拠がよーわからん。ただ関係者の証言のみで片付けてるんだもん。ただ2015年第3次世界大戦が始まるという内容はいい感じはしない。ロシアが合衆国に核を投下するらしい。確かに、最近のグルシア問題で、今まで表面的には東西対立なんて耳にする事がなかった言葉をよくきくようになった。ただタイムマシーンで過去に来てるならもっとちがうアプローチがあると思うんですが。なんでネットに書き込みなの?そこが説得力にかける。おれ、何まじなってんのー。エンターテイメントだった。
といいつつも、気になったのは以下の3つ。

「ジュセリーノの予言」
 予知夢を見るというこのブラジルの人。2001年9月11日のワールド・トレードセンターのテロを11年前に予言し的中。たしかに文面に、ドンピシャで出てるそう。でこの人が警告するのは2043年人類滅亡説。地球温暖化により、地球が灼熱地獄になるという。さらに海面が300M上昇するという。ちょっと突拍子もない話に思えるんですが。
 最近この人の名前を耳にするようになってきたけど、これだけ注目されている今、これから先の予言が、100%当たらなくとも、5割的中でもすごいと思うんですが。この予言のおかげで大惨事が防げたという事例はないの?

「古代マヤ人の予言」
 マヤ暦の終日が2012年12月23日で終わっていて、これが人類の終焉を意味するのではないかというもの。マヤ文明の天体観測の技術は驚異的。ここまで天体に意識が向いてる文明もないですよね。でここで言われているのが、マヤ暦と太陽の極大期の周期の一致らしい。この事実は、科学的にも言われているみたい。4年後ですもんね。その日についに宇宙人が来るってのはどう?
 毎日、我々は普通に生活していますが、宇宙的な事を言われれば何がおきてもおかしくないですよね。だいたい太陽いつかは燃え尽きるんでしょうし。今までの最大の予言で、クリアしたのは1999年のノストラダムスの予言。おれらの世代のノストラダムスの認知度はかなりのもの。ほんと小さい頃は怖かったですよ。何もなかったですけどね。

「ニュートンの予言」
 今回最大の目玉がこのニュートンの予言というか研究。予言といっていますが、ニュートンが生涯にわたって研究していたという事実。ハレー彗星の地球衝突説は今までも聞いた事はありますが、なんと太陽に突入し太陽が大爆発して地球ものみこまれるというのです。それが2060年。彗星がぶつかったとしても、小さな彗星が、あの強大な太陽に突入しても何も影響ないんじゃないのって思うんですが。

 地球温暖化や環境破壊は進んでいる。文明、科学の発展は、助け合わなくても個人で生きていける事を手助けする。個人で生きると、対人関係が希薄になり、エゴがすすむ。科学の発展が、人間の精神を衰退させるというのは必然かも。ある意味そういった事を、古代の賢人や、天才的な政治家、芸術家は提言していたのだと思うんだけど。そして環境破壊への警鐘となるのならこの番組の意義はあると思う。
 
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