パラノーマル・アクティヴィティ 第2章 Tokyo Night ～本家を超える怖さかも～

　久々の映画のUpです。前作『パラノーマル・アクティヴィティ』にはやられましたが、その日本版がこの作品です。WOWOWで見ました。正直なとこ、前作の切り口とあの低予算でのクオリティーの高さには脱帽でしたが、日本の製作だし、二番煎じ的な作品かな～等とそんなに期待して見なかったのですが、予想を裏切る出来です。そして、またまた怖かった。
　今回ももちろんハンディ・カメラの映像なのですが、これが非常に親近感があるというか、ほんと普通にホームビデオのTaste。前作は、舞台も外国で、出演者も外人で、もちろんセリフも英語でした。ハンディ・カメラ系とはいえやはり、映画を見てる感じはありました。
　しかし、今作は日本のいつもの見慣れた普通の住宅を舞台に、日本人の出演ですからすごくリアリティーを感じます。そして姉弟が中心となって物語がすすむわけですが、姉役：青山倫子、弟役：中村蒼の演技もナチュラルで、より画面に入れる感じ。これがメジャーな俳優（このお二方に失礼か）ならリアリティーもうすれる。
　USAより足を骨折して帰国した姉が家にもどってから、またまたちょっとして不可思議な現象が起き、好奇心旺盛の弟が嫌がる姉の部屋にビデオを設置するという展開。そしてまたまた恐怖の夜が始まるのです。
　最近、バラエティー番組でも、超常現象映像がよく流れてますが、このTasteの延長と言えばそう。映像技術といろいろいしかけの巧妙さでそういう演出が出来る感じです。
　本家『パラノーマル・アクティヴィティ』も楽し恐かったですが、日本版の方の出来がいいかも。
　さらに『パラノーマル・アクティヴィティ2』もWOWOWで見ました。
　


　今回は、BabyちゃんがKeyパーソンになってます。赤ちゃんを育てた人はわかると思いますが、たしかにたまに「どこ見てんだろう？」って思う事ありますよね。「誰に話しかけてんだろう？」って事も。小さい頃は見えないものが見えるっていう話もありますが、自分自身も全然覚えてないからなんとも。
　この続編も、かなり期待していたのですが、これは期待外れでした。もうさすがにこの演出も限界ですかね。
　それでもシリーズ3作目の「パラノーマル・アクティヴィティ3」も公開されています。



　またWOWOWで放送してくれると思うので、その時見たいと思います。
　でも一応、1からストーリーの伏線は引かれてるんですが、物語のパワーはうすいかも。やっぱこのリアルな仕掛けと演出が大きいかな。

　

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