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東アジアカップ3戦目、対中国戦。やっと日本のクオリティーが出た。しかし永井が・・・

2015年08月12日 | 日本代表(サッカー)
 基本、サッカー批評において特定の個人を批判するスタイルはとらないけど、今回はひどすぎた。
 だいたいスポーツニュースや新聞でもおおきく叩かれるのは、本田や香川等それだけの実力がある選手。だからこその批評なんだけど、今回の永井に関してはそのプレイの質が代表レベルじゃなかった。
 サッカーって11人のハーモニーだと思う。ほんと見た目以上に繊細な競技だと思うんだけど、その調和を右ウイングの永井が乱したという、崩した。
 素人レベルで見てもわかるのに、その永井を3戦連続先発に起用し続けたハリルホジッチの意図が不明。っていうか永井が自分が求められているプレイがわかっていないというか、ウイングの適性がないって事なのか。右サイドが完全に停滞していた。永井自身も自分のポジショニングに迷走してるし、足元で受ける技術も下手くそすぎ。
 後方の選手も、永井がいい位置にいないから右サイドにパスも出せない状況。
 1トップの川又もバカみたいにバックパスばかりで、状況判断ができないのかって思うよ。
 この2人、名古屋グランパスなんだね。で名古屋Jで今何位やねん?と思ったら2位じゃんか~。まじかって感じ。
 ハリルホジッチも「責任は選手ではなく自分にある」と言ってるけど当然でしょう。っていうか選手が悪いっていう監督なんか見たことないわ。
 最終的に、今日の中国戦も1-1の引き分けに終わり、未勝利のまま最下位というありえない結果に終わったハリルホジッチJAPAN。しかし、収穫がなかったわけではないと思う。
 海外組がいなくとも今日のような質の高いサッカーができた(永井以外だけど)事は大きい。
 まずは今日のスタメン。



 両サイドも変えてきます。GKも東口。柴崎は先発ではなかった。
 前半出だしから日本ペース。中国のプレスが弱いのもあるけど、球がまわり日本のクオリティーの高さがやっと出てくる。
 しかし中国、ショートカウンター速い。まさに日本がしたいスタイル。
 前半10分、全員が一つの方向につられ隙が出来たところ詰めれずミドルを決められる。いい出だしだけだっただけに痛い失点。
 しかし日本代表はおちついている。で攻撃の起点は左サイドばっか。本来は右サイドという米倉の上がりのタイミングとスピードがすばらしい。
 逆に永井の右サイドではぜんぜん起点が作れず。永井は1人孤立している。どこに動いていいのかわからない感じ。フィールド上は10人対9人で戦ってる感じ。
 前半38分も、抜け出した宇佐美がペナルティーエリア内で中央へ折り返すも川又はつめれてたけど、右に永井がいないという。これも完全に1点もんだったのに。 
 しかし前半41分、におっていた左サイドで得点!!
 槙野からのパスがすばらしかった、そして見事なあがりの米倉が中央へ、完全に感じていた武藤がスピードもいかし走り込みゴールに押し込む。流れからの見事なゴールでした。
 前半で同点においつき期待がもてた。
 後半も日本はいいペース。しかし、永井、中央で攻め込むも簡単にとられショートカウンターをくらう。オフサイドになったけどこれも1点献上するとこだった。
 永井たたいてばっかだけど、相手DFラインまでボールをおい、興梠もつめ武藤のシュートチャンスを作った。これは惜しかった。
 後半16分、川又に代わって興梠が入る。



 興梠がはいって前線に球がおさまる。川又、興梠のプレイを見習えちゅうに。
 さらに後半29分、武藤に代わり柴崎が入る。柴崎、興梠、宇佐美というためのできる、さらに感じれる選手が入って日本代表の連動性が高まった。しかし宇佐美はバテ気味。
 そして後半38分ついに永井が下がり浅野が入るけど、遅すぎ。
 最後はタフな展開だった。完全敵地だけど、日本のDF陣は集中していた。最後は日本もばてた感じて1点をもぎとる力がなかった。そこは残念。勝ちきって欲しかった。
 そして1-1のまま試合終了。
 中国、やっぱ力をつけてきてる感じで、高さに速さも加わって今後も難敵になりそう。
 宇佐美は結果はでなかったけど、ボールをもった時の存在感は格が違う。ボール半個でバーにはじかれたシュートもあったし。柴崎、興梠も同じく質が高い。
 米倉印象にのこったな。いい選手だわ、攻守に闘志を感じた。遠藤も派手さはないけど堅実で計算できる選手だな~。
 メディアは今回の東アジアカップの日本代表ボロクソだけど、選手はその悔しさをJに持ち帰りまだ成長して代表にもどってくる事が重要だと思う。
 今回ハリルホジッチが選んだJリーグのベストメンバーなんだと思うけど、日本代表の最強メンバーではない。
 槙野、森重のセンターバックコンビはは代表レギュラーレベル。はこの3戦で連携を高めかなりの経験値を積んだ。槙野の成長は目を見張るものがある。GKの西川はちょっと安心感にかけた。太田もいい。今日の左サイド米倉も印象に残った。
 山口蛍も海外組がいたとしてもボランチのレギュラーでしょう。そこにこれからの日本代表を背負う柴崎もいて、遠藤、武藤という能力の高い選手も加わる。2点という結果も出した武藤のオールマイティーぶりもすばらしい。右サイドがちょっと手薄か。
 宇佐美も柴崎とともにロシアWCの舞台に立つ選手だし。興梠もまだまだ代表でいけるという事がわかった。各ポジションに軸になる選手はいたのです。
 でも全体として調和しなかった。ハリルホジッチのタクトが定まっていないというか、よくわからなかった。そして最初の2戦は単純に見ててぜんぜんおもしろくないという。草サッカーじゃないんだから。プロサッカーなんだから。正直なところ、アギーレやザッケローニが監督だったらちがう結果だったかもしれない。
 ただすべてはロシアWCの過程、その間にあるタイトル獲得も大事ではあるのだけど、今はWC予選を勝ち抜くことが大事。海外組も苦々しくこの東アジアカップを見ていたことでしょう。特に「永井、川又何やってんだよ」って。
 失敗からの方が得るものも多い。東アジアカップで、おれの中でもハリルホジッチの評価ガタ落ちたけど、この屈辱的な結果をかみしめアジア予選に立ち向かって欲しい。



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