バンビの独り言

バンビことけーちんの、あくまでも「独り言」デス☆

学校がどうしても「進学」か「就職」させたいのは、実績をつくるため?

2016-01-06 19:15:17 | 子育て親育ち

私、今、「進学なの?就職なの?」と進路決めなきゃいけない時期の高2の娘に「今やりたいと思うことを全部やっていけばいい」と申しております。

モチベーション上がらないと上達なんてしないし、土日の休みに遊ぶお金稼ぐためにあとの5日間ガマンしなきゃいけないなんてもったいない、と思ってる。

こないだ、高校の面談で
「夢は『作るもの』じゃないと思う。やりたいことやっていれば、どこかに就職したくなるかもしれないし、進学したくなるかもしれないし、自営でなにか始めたいと思うかもしれない。疲れたら一時的にニートになっても構わない。死を選ぶくらいなら休んで欲しい。やりたいこともないのにとりあえずどこかに進学とかどこかに就職して欲しくないです」
って先生に話して、娘に
「先生、ドン引きしてたよ」
と言われました。

でもそう思うもん。

人生いつ終わるかわかんないんだから、やりたいことをやればいいと思う。

男なら家族を養わなきゃ!って言われるけど低収入の夫をサポートしたい女子だっているし、私は2人で仕事作っていけばいいと思う気質。
なんとかなると思ってる。

転載します

http://misumiotsuki.com/?p=3298

「うちの子、音楽で食べて行かれるのでしょうか?」

 2016/01/05  

まもなく成人式。
今年、新成人となる前途洋々の若者たちも、たくさんいることでしょう。

さて、そろそろ二十歳ともなると、気になるのが、将来の仕事です。

今日のタイトルである、「音楽で食べて行かれるのでしょうか?」という質問は、
実は、当事者である若者たちからよりも、
親御さんたちから受けることの方が圧倒的に多いのです。 

自分のこどもが将来、お金に困らず、仕事に困らず、
幸せに暮らしていけるか。

男の子なら、家族を養えるだけの甲斐性が持てるか。
女の子なら、音楽なんかやって、結婚できなくても大丈夫なのか。
お金に困って、家族や他人様に迷惑をかけるようにならないか。
病気になっても、仕事を続けて行かれるか。
老後、しっかり暮らして行かれるだけの蓄えを持てるか。

・・・etc.etc…. 

音楽に夢中になって、就職することなど眼中にないこどもたちの傍らで、
心配で夜も眠れない、
という親御さんがたくさんいるようです。

そんなこどもたちが二十歳を迎えるとなると、
心配はますます大きくふくれあがります。

何を隠そう、この私も、こともあろうに成人式の前夜に、
「これからどうするつもり?」「夢を食べては生きられないのよ?」
と、母に延々とお説教され、
せっかく晴れの日というのに、
泣きはらした不細工な顔で写真撮影をしたという可哀想な経験があります。

当時の私は、音楽一辺倒すぎて、彼氏とも別れ、
音楽のこと以外、なにひとつ興味のなかった極端な音楽オタクでしたので、
母の心配も無理もなかったかもしれません。
(と、母は確実にこのブログを読んでいるので、フォローしておきます(^^))

さて、「音楽で食べて行かれるのでしょうか?」のリアルな答えは、
「どのくらい才能があるかにもよりますが、まぁ、難しいでしょうね。」です。

今の時代は、

スタジオの仕事は年々少なくなっている、
ツアーの仕事もあんまりない、
カラオケなども打ち込みが主流になっている・・・などなど、
さまざまな人が、いろいろな理由を挙げるでしょうが、 

実は、この質問の答えは、私がプロを目差していた30年前も、今も、変わりません。

どんなに仕事がある時代でも、音楽で食べて行かれるかどうかは才能次第。
そして、才能があっても難しい。

才能というのは、もちろん楽器の才能だけとは限らず、
ルックス、存在感、性格、感性、頭脳、
そして、コミュニケーションスキルなどなど、
さまざまな要素があります。

条件がそろっている人ほど、仕事を得やすいといえますが、
だからといって、仕事がずっとあるとは限りません。

何年も続けてきたツアーが突然なくなったり、
新人に自分のポジションを取られてしまうということも、よくあります。

反対に、「あの人、どうして仕事に困らないんだろう?」と、
影で言われながらも、何十年も一線で活躍しているミュージシャンもいます。

ほんの一握りの、本当に才能と運のあるミュージシャン以外にとって、
業界で生き残るのは、知的かつ肉体的な努力の連続です。

そういう意味では、過酷ですし、
収入はどのくらい見込めるのか、何才まで続けられるのか、
などなど、一切保証のない、不安定な仕事。
正真正銘のサバイバルゲームです。

そして、エネルギーも知力も尽きたときが、ゲームオーバーなのです。 

ね?
こわくなるでしょ?
無理!と思うでしょ?

なので、親御さんはどんどん、この話をお子さんにして欲しいと思うのです。 

生活が不安定なことが恐い人、
将来が心配でいてもたってもいられなくなる人、
収入や仕事のアップダウンを楽しめない人、
どんなことにも飛び込んでいかれる勇気のない人、
何が何でも生き延びてやろうという根性のない人は、
ミュージシャンには向いていません。

親御さんや、先生、先輩、現役のプロたちに、
脅かされても、脅かされても、それでもやめられない。 

何を言われても、自分だけは違うんだと思えるような人しか、
業界で生き残って行くことはできないのです。

そして、何を言われても、石にかじりついても、
音楽で生きていこうと言うこどもたちを、
どうか、応援してあげてください。

そんな生命力のある子なら、
ちゃんと生き延びて行かれる道を切り開きます。
音楽だけで生きられないならと、副業を持つ子もいます。

たくさんお金を稼いでくれるパートナーと一緒になる人もいます。
ミュージシャンをしながらできる職を身につける子もいます。

今の時代、「一生食うに困らない、安定した仕事」なんて、いくつあるでしょう?
就職すれば安泰という時代はとっくのとうに終わりました。

どんな仕事をしていても、
結局最後は、生命力のある者だけが生き残る。

サバイバルのすべを早いうちから身につけるミュージシャン志望の子たちの方が、
案外、雄々しく生きていけるかも知れません。

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