バンビの独り言

バンビことけーちんの、あくまでも「独り言」デス☆

モクモクファームの旅

2008-08-30 00:00:05 | 子育て親育ち
木曜から1泊2日でモクモクファームに行ってきました
家族4人で行く旅は、サービスされ過ぎず、安全な食を提供してくれるところが良いと思ってたから、ほんとは「シャロムヒュッテ」に行きたかったけど、化石燃料の枯渇が叫ばれてるご時世に、車で片道3時間半ってのが、私的に納得いかなかったの。
そんな時、ネットで検索してたら、エコに力を入れてそうな(&牧場がある)「モクモクファーム」にたどり着いたの(ちなみにここは片道2時間半。まぁ、今回の許容範囲内)。

で、木曜のお昼過ぎにモクモクファームに到着し、とりあえずソフトクリームを買わされ(笑)ミニブタのショーを観て…とここまでは「ん?モクモクファームってイマイチかも!?結局、私たちは消費するしかないのか」って感じだったのだけど、宿泊用フロント「てるてるハウス」であたしゃ、唸ったね。
ここ、めちゃ循環型だわ。
まず最初に目に入ったのが太陽光発電、風車。宿泊棟の電力の(一部)は風力発電で賄われているらしい。水は井戸水と雨水。
しかも、ものすごく可愛い手描きPOPと、看板で、その思いが分かりやすく綴られている。アウトプットの王道を行ってる。

例えば
◯風さんの力をいただいた、やさしい明かりでスローな夜を過ごしませんか?

◯トイレットペーパーのおはなし…モクモクのトイレットペーパーは多くの団体の協力のもと集められた牛乳パックの再生紙「ただいまロール」を使っています。大切にご利用いただきますようお願いします。

◯水のおはなし…モクモクで使う水は地下水からくみあげた井戸水です。たくさん使うと水タンクが空っぽになってしまうから、水の出しっぱなしには気をつけよう。できるだけ無駄のないよう大切につかおうね。てるてるハウスでは、屋根にふりそそぐ雨水を集めてトイレに利用しています。

◯みんなのおてつだいや協力(歯ブラシ持参)から生まれたコインたちを、子どもたちや地域、自然のためにつかう…みんなにかえっていく…だから「おかえりコイン」
(→このコインが集まると、NPO三重スローライフ協会や、森を守る活動…だったかな?…に寄付されます)

それに、「打ち水をしてみよう」ってコーナーがあったり、緑のカーテン(フウセンカズラ)が随所に植えてあったり…。

部屋には手回しで発電するタイプの、携帯電話の充電機(&懐中電灯)が備え付けられてた。
そしてポットはティファールの、即沸騰するタイプ(「使わないときはコンセントを抜いて」とメッセージ付き)。
洗面台には「パックス」の石鹸ハンドソープが置かれてた。

で、ここ、暑い日や雨の日にはちょっと苦痛なくらい「歩いて移動」することが多いんだけど、万歩計を貸してくれたり、「消費カロリー」の看板や「この木はなんでしょう?」ってクイズ、スタンプラリーがあったりして、飽きない工夫がされてるの。
他にもコテージ毎に使った電気量が一目で分かるようになってて、39のコテージで、電力消費量の少ないコテージランキングがテレビ画面に出てるので「頑張ってみよう」って気持ちに自然になってしまう。
遊び心万歳

ここの農園では、野菜も、無農薬米も作ってるし、きのこも栽培してる。牧場もあって、園内がもうエコビレッジのよう。
浄化施設では「ビール工房」と「麦芽工房」から出て来る有機物をバクテリアに食べさすことにより水をきれいにしていたり。
どうしても出てしまう野菜くずや食べ残しは、肥料にして野菜づくりに使うらしい。
感動しきりでしたわ

夕飯は、「農村料理の店もくもく」で、好きなものを注文するシステム。
私(しいたけ好き)は「原木椎茸の天ぷら御膳」を注文しました。
◯原木しいたけと夏野菜の天ぷら
◯ざるそば(北海道産そば粉100%)
◯夏野菜の煮物
◯アロエの刺身
◯豆ご飯(赤米に、大豆やらひよこ豆やら、いろんな豆がどっさり入ってた)
◯マンゴー寒天
◯シソジュース
2,100円なり(ボリュームあり過ぎた)。

聞いたところによると、香辛料や調味料以外は、ほぼ国産らしい。園内で作られる食べ物は、小麦粉も大豆も三重県産。自給率高いよ~
ソフトクリームも牧場のジャージー乳から作られ、合成添加物無添加。砂糖も体に優しい「きび砂糖」を使うこだわり。

朝は、6:30から「朝のお仕事」があり、「牛のいる牧場」「馬、羊、ヤギのいるのんびり牧場」「野菜の収穫」から一つ選ぶの。
うちは当然「馬のいる牧場」へ。
長靴にはきかえて、フンの掃除、餌やり、ブラッシング体験をする。それが終わると、レストランで朝食(バイキング)。

じーじに連れてってもらう宿の朝食バイキングは、「まぁ、たまには」と割り切っていても「ベーコンなんて食べなくていいの」だの「そんなにソーセージばっかり取らないで」だのついつい険しい表情になっちゃうのよー
普通、朝食バイキングに時間もお金もかけてらんないから、輸入品や中国の冷凍食品、添加物バリバリのものを使わざるを得ないもんね。恐ろしいわぁって思って。

でもここは、農場で採れたものがたくさん。ジュースもフルーツも国産(グレープフルーツ類も♪)、朝採ってきたブルーベリーに、農場で採れたきのこのソテー。園内で作られているものがどっさり並んでいる。だから子ども達にも「残さないなら、何を食べてもいいよ~」って安心して解放してました。(ただし、マクロビ実践されている方には「肉類が多い」と感じるかも)
黒ごまのプリンや、こんにゃくデザートも、美味だった

朝ご飯も終わり、木馬、竹ぽっくり、輪投げなどで遊んでから、てるてるハウス(宿泊用フロント)で、豆つかみのゲームをしたり、どっさり置いてある絵本を読んだり。

チェックアウトをしてからは「のんびり牧場」で、馬、牛、ロバ、やぎ、羊と遊びました(ポニーの乗馬も無料でできるよ♪)。ここの牧場の動物小屋に敷いてある「木屑」は、近くの作業所でもらっているそうよ。牛の糞は、ロバが美味しそうに食べてるし。循環してるわ~。ここで働くお兄さんともすっかり仲良しになって、いろんなこと(乳牛は廃牛になるとどうなるの?など)を教えてもらいました。

盛りだくさんすぎて楽しかった♪アウトプットの仕方を勉強しました!
所々にあったハンモックも気持ちよかったよ~。
ちょっと遠いのが玉に傷だけど、子ども達も大満足だったから、また行きたいな。

☆宿泊

◯コテージチャージ料(最大収容人数8名)
 1棟1泊 20,000円(税込)

◯宿泊料金(1泊朝食付)
大人(中学生以上) 2,000円
小人(小学生~) 1,200円
幼児(3歳以上) 800円

※宿泊の方はファームへの入園無料です
※0~2才は料金はかかりません。
※料金はすべて税込です。

今回は4人で20,000円のコテージに泊まったから割高だったけど、8人の頭数で割れば安価よね。今度は2家族で♪

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