毎日お弁当を作ってる理由

今日、名古屋のタワレコと１人カラオケ行く長女（高１）にお昼ご飯作ったった。
 

甘すぎないかって？

いいの、いいの。
今は自立させることよりも、少しでも安全なものを食べてもらうことが私の願いですから。

いずれ娘が母になる日を願って、母親の私にできることがこれ。

子どもを想う親の気持ち…
各家庭それぞれだと思うし、夫婦だって違うよね。

私は、子どもたちを大学に入れてやることができない（金銭的理由）。
そのために、もっと血眼になって働けば可能かもしれないけれど、そこまでして大学に入れる意味もあまり分からない。
物欲を満たしてあげるだけの生活の余裕もない。

「子どもだけが私の全て」とも思ってない。
「子どもは借り物。いつかは社会に返すもの」といつも思ってる。
子どもは自分の所有物ではない。
たまたまご縁があって、今を一緒に過ごしているだけ。

だから私は、自分の幸せのためには貪欲。
思春期のまっただ中で離婚したことも、再婚したことも、「自分勝手！子どもが可哀想」と映るかもしれないね。

けど、子どもに「なるべく安全で美味しいもの」を食べて欲しい、ってことに関しては譲れない。
疲れていても、めんどくさくても、眠たくても、そこにはエネルギーが注げる。

どんだけケンカしても「こんなのいらない」って言われても「弁当捨てる」って言われても、私は懲りずに毎日、娘にお弁当を作る。
なるべく安全素材で、できるだけ美味しくなるように努力する。
市販の冷凍食品やできあいのお惣菜は極力使わない。

朝起きたらいい匂いがして、野菜を刻む音がして、台所に立つ母親の姿があった…
それが娘の原風景になるといいな。
私がいつ命を失くすか分からない。
そんな時、
「どれだけケンカしても、ママは手づくりのお弁当を作ってくれた」
そんな想い出が長女の励みになると信じてる。