なぜアフガニスタンが狙われるのか～「ペシャワール会」中村哲さんの動画

就任当時はオバマ大統領に期待してたんだけどなぁ。
ガッカリ。

オバマ大統領、昨年１２月にアフガニスタンに３万人の米軍増派を発表。
今月１３日に軍事作戦開始。
米兵とＩＳＡＦ兵など１万５０００人が投入された。
そして、１４日には誤爆で住民１２人死亡。
１６日には更に誤爆で民間人５人死亡。

命を何だと思ってんだ！
所詮、対岸の火事なんだろうな。
ニュースを見てる日本人だって。

では、アフガニスタンがなぜアメリカに狙われるのでしょうか？
（優さん講演会のお話からまとめます）

アフガニスタン自身には大した資源はないけれど、北側にトルクメニスタンというところがあって、ここには莫大な天然ガスがある。
アフガニスタンには天然ガスのパイプラインのルート（トランスアフガンパイプライン）が予定されていて、アフガニスタンのど真ん中を通るのをタリバン政権が反対したから、アメリカは怒って叩き潰そうとした。

アフガニスタン戦争は４ヶ月で終戦を迎えるが、結局「トランスアフガンパイプライン」は承認された。

では、なぜアフガニスタンに日本も派兵したのか。
アフガニスタンの上にカザフスタンがあり、ここは世界で２番目にウランが採れる。
小泉首相の時代にあらかじめ話がしてあり、その後、甘利経済産業大臣が「原子力の技術をあげる代わりにウランをちょうだいねー」と契約を結んだ
http://www.amari-akira.com/act/20090801-1-001.html

アフガニスタンの回りには中国、ロシア、ヨーロッパなど、アメリカが嫌いな国がたくさんあるから、その資源を使うためにはどうしてもアフガニスタンを抜けてインド洋に出すしかない。
だからアフガニスタンが狙われる。

こんな理由で、多くの命が奪われていく…。
戦争を起こさないためには、化石燃料に頼ってたらいけないんだよ。
自然エネルギーに切り替えて、自給していかなくちゃ。

「ペシャワール会」中村哲さんの動画観て下さい。
泣けてきます。