バンビの独り言

バンビことけーちんの、あくまでも「独り言」デス☆

「若かった我々が、生まれ変わって、デモ隊となって立ち並んでいるように感じた」元予科練生加藤さん

2016-01-19 01:10:46 | 原発/環境/基地/貧困/政治

この記事をTwitterで見つけて、夫さんに読み上げた時、もし自分に息子がいて「おかーさーーーん」と私の名を呼びながら特攻隊として突っ込んで行っていたら…って考えたら涙が止まらなくなった。

もうこんなバカげた戦争はなくしたい。
本当に。

学生デモ 特攻の無念重ね涙
無職 加藤敦美(京都府 86)

安保法案が衆院を通過し、耐えられない思いでいる。
だが、学生さんたちが反対のデモを始めたと知った時、
特攻隊を目指す元予科練(海軍飛行予科練習生)だった私は、うれしくて涙を流した。
体の芯から燃える熱で、涙が湯になるようだった。
オーイ、特攻で死んでいった先輩、同輩たち。
「今こそ俺たちは生き返ったぞ」と、むせび泣きしながら叫んだ。

山口県・防府の通信学校で、特攻機が敵艦に突っ込んでいく時の「突入信号音」を傍受し何度も聞いた。
先輩予科練の最後の叫び。
人間魚雷の「回天」特攻隊員となった予科練もいた。
私もいずれ死ぬ覚悟だった。

天皇を神とする軍国で、貧しい思考力しかないままに、
死ねと命じられて爆弾もろとも敵艦に突っ込んでいった特攻隊員たち。
人生には心からの笑いがあり、友情と恋があふれ咲いていることすら知らず、
五体爆裂し、肉片となって恨み死にした。
16歳、16歳、20歳…。

若かった我々が、生まれ変わって、デモ隊となって立ち並んでいるように感じた。
学生さんたちに心から感謝する。
今のあなた方のようにこそ、我々は生きていたかったのだ。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 転載「日本学生支援機構の利... | トップ | 「DemocraticFlowers(デモク... »
最新の画像もっと見る

原発/環境/基地/貧困/政治」カテゴリの最新記事