「我が家の生活ルール」2006/01/08
明けましておめでとうございます。
早いもので、ホームページを立ち上げて丸4年。
久々に「我が家流シュタイナー」のページを見てみたら、現在小1の長女、当時2歳だったのねぇ~。
長女は「全然親切でない」母親に教科書の用意も宿題も手助けしてもらえないおかげ(?)でずいぶん「しっかり者」に成長したわ。
すっかり忘れちゃってたけど「眠れなかった日々」を読み返して、今の毎日が平和なことを再確認したよ。
でも、今もどこかで、子どものアトピーに苦しむ親子が眠れない夜を過ごしているかと思うと胸が痛みます。
いつか楽になる時が来ますから…我が家のようにね。
さて最近思ったこと。
長女も大きくなり、娘の友だちが遊びにきたり泊まりに来る頻度が増えると、それぞれの家庭のルールやしつけに違いを感じることも多くなった。
私は子どもの遊びや表現に関しては放任(?)主義だと思っているけれど、生活に関する「しつけ」は厳しい方なのかもしれない。
娘に話していること。
- ソファやベッドで飛び跳ねない
- ベッドの上では遊ばない
- 使わない電気は切る
- 咳をする時は人のいない方を向いて、手で口を覆う
- 食事中の下ネタは「ご飯がまずくなるから」タブー
- 脱いだ洋服は脱衣カゴに入れる
- 脱いだ洋服は、洗う人、干す人のことを考えて、袖を出しておく
- 絵本や玩具の上に乗らない、踏まない、投げない
- ご飯は最後のひと粒まできれいに食べる
- 故意でなくても、ものを落としたら拾う
- 消しゴムのカスはまとめてゴミ箱に捨てる
- 写真を見る時は指紋がつかないように端を持つ
- 食べ物をこぼしたら自分で拭く
- 暖房や冷房の効いた部屋から出る時は中にいる人のために素早く扉を閉める
- お風呂から出たら、次に入る人のお湯が冷めないように必ずフタをする
- バスタオルと足拭きマットを使い終わったらタオルハンガーにかける
- うがいで「吐く」時は、周りに飛び散らないように注意する(飛び散った時は台ふきで拭いておく)
我が家のルールは「次に使う人のことを考える」「自分がされて嫌なことはしない」が基本。
こうして書き出してみると、イロイロ言ってんなぁ。
私、人間関係は子ども社会で学べるけれど、「家庭しか学べないこと」は大人が繰り返し丁寧に教えていくべきだと思っているの。家族が気持ち良く生活するためと、娘たちが大人になってから恥ずかしい思いをしないように。
「家庭にはそれぞれのルールがある」ということを頻繁に出入りする子には伝えたいし、家族以外の大人から教わることも大事だと思うから、娘の友だちにも「見て見ぬふり」せずにきちんと説明することにしている。
娘が反抗期になる前に「生活ルール」が身についていれば、小言を言うことも、「うざい」と煙たがられることも減るだろう(…と願って)。
本年も宜しくお願いします。
……………
「うちのお小遣い」2006/03/24
我が家は長女の誕生日を機にお小遣い制をはじめた。
今始めた理由は、1年生の終わりにお金の勉強をしたこと(それまではどれだけ説明してもチンプンカンプンよ)と、「これだ!」と納得できる方法を見つけたから。
今までは「いつからお小遣いをあげようか」「一体いくらにしようか」と悩みに悩んで、公園に来ている高学年の子にリサーチしたり「お小遣い」に関する本を読んで勉強したの。
どうやらお小遣いの相場は「学年×200円」らしいが、共働きの家の子は「欲しいと言えば親はいつも2,000円くれる」と言っていたり、毎日1,000円渡されて「これで夕飯を買って食べておいて」と言われている子もいるという(家庭の都合はあるにせよ、それはちょっと可哀想だなぁ…)。知人の子(2年生)は後者の子と親友らしく「200円するかき氷を毎日おごってもらうし、友達はお金使い放題だし、金銭感覚がおかしくなっちゃって…」と母は嘆いていたよ。
で、うちが決めたやり方。
- 週給制度…子どもは「月単位」ではお金の管理ができないものらしい。
- 毎週決まった曜日に300円渡す…「何でも自由に使って良いお金(100円/週)」「学用品など、学校で必要な文房具などを買うためのお金(100円/週)」「ユニセフなどの募金、誕生日プレゼントなど溜めて使うお金」の3つに貯金箱を分ける
- 家族の一員として毎日「必ず」する仕事を決める…長女の場合、子ども服の洗濯物の仕分け、夕飯のお箸の用意
- 必ずお小遣い帳をつける
1~2年生(学年が増える毎に額を増やす)で月に1,200円は多いような気がするが、額が少ないと「お金の管理を学ぶ」ことができないらしい。
それからお小遣いが多い代わりに、クリスマス、お誕生日以外は何も買わない(家族や周囲の人に協力してもらう。
旅行先のお土産売り場でさえも買わない。
※おもちゃや絵本は我が家の財産として親の趣味で買います)。
学校で必要な(高価でない)学用品ですら…。
周りを見渡してみても、「お小遣いは200円」と言いつつも、おやつは好きに選ばせていたり、ゲームコーナーで遊ばせていたり、新しい文房具をどんどん買い与えたりと子どもにかなりの大金を使ってるよね。
うちの場合、クリスマスはサンタさんが「相応しいもの」を届けてくれるし、お誕生日は親が子に贈りたいものを買うことにしているから、娘が自由に使える金額は月に400円。
しばらくは「金、金、金」の物欲女王になるものだそうだが、長い人生のほんの数年だと目をつぶることにしよう。
…ってことで、写真は、そのための「3つの引き出し」。母作です。