ばん馬のいる風景-BANEI Photo Gallery -

ばん馬や馬文化のコラムと少し写真。

ばんえい競馬のフリーペーパー「ポムレ」

2015-08-12 22:33:15 | お知らせ
紹介が遅れてしまった。
ばんえい競馬のフリーペーパー「ポムレ」が先月末、発行されました。私も2カ所、執筆しています。
ホームページ(Facebook)はこちら https://www.facebook.com/banei.pommele

あまりばんえい、競馬を知らない人にもわかりやすく、でもしっかりと、ばんえいのことを紹介していると思います。
初心者ではなくても、楽しめる内容で、新しく知ることも多く載っています。
特にマナーの説明。なんでペットが入れないのか、フラッシュがだめなのか…など、ただ「ダメ」っていうんじゃなく、すごくわかりやすい。納得できるものだと思う……
帯広競馬場や観光地、各地方競馬場や場外馬券場に置いてありますので、ぜひ手にとって読んでみてください。つーか多めに取って配ってくださいw

とにかくかわいいです。
ばんえいの冊子が、こんなおしゃれなデザインなのがうれしい。


昔、帯広は「冬にばんえいを見に行く街」でしかなかった。
それとは別に、帯広の印刷会社がつくる「スロウ」という雑誌の質感や写真が好きだった。
帯広美術館の特別展も魅力的で、競馬はやっていないけれど行こうか悩んだ(当時行くことはなかったけれど)。

ばんえいが1市開催になり、住んだりもして、帯広が、というか十勝が、印刷デザインや芸術に長けた街だと感じることが多くなった。
そして、そのような仕事をしている人たちが、ばんえいを応援してくれていたのを見てきた。目立つことはしていないから知らない人も多いかもしれない。でも私は、その人たちが存続、そしてそれからのスタートに、かなり大きな影響を与えたと思っている。

そのレベルの高さになんとか追いつこうと、気持ちを整え、ばんえいへの想いを高めていた。この頃体調を崩してしまい、ほかの仕事を断っていた(やりたかったことなのに)。ちょっとぎりぎりだった。

私は、ばんえい関係者には幅広く話を聞いてきたつもりだけれど、唯一接点がなかったのが装蹄師。タイミングが合わなくて、話を聞くことがなかった。サラブレッドを含めても。一から話を聞き、初心者にわかりやすく、でも競馬ファンにも楽しめるように。

もう一つのエッセイは夫の写真とのペア。フォトエッセイは、野球に関わりたいと思っていた学生時代から一番身近で、やりたかったジャンル。話をいただいた時はうれしかった。ただ、自分ではなく夫の写真に合わせるのは難しかった。夫とは、重なるところもあるけれど、基本的には撮るものが違う。って言葉にすると当たり前だけど、感覚的なものであって、微妙なずれがある。この重なりとずれは、普段の生活ではかなり楽しんでいる部分なのだけど。
夫の「ばんえいへの魅力」と選ぶ写真、私の頭の中で考えるばんえいの見どころとページの雰囲気、それぞれがばらんばらんになってしまう。なんとかここを結びつけて、つながりを見つけて、女性が読んで感情移入できるようなものを。

存続のころからのばんえいに対するいろいろな思いや、自分の力不足、いろんなものに向き合えました。自分の中では結構苦労した部分も。
ということなので、読んで、あちこちに配るようにw


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