ばん馬のいる風景-BANEI Photo Gallery -

ばん馬の写真とコラム。2021年夏まではツイートまとめも載せています。

「競馬メディアのあり方」

2017-07-29 14:55:20 | 2017年
ばんえいメディアのあり方。いろいろ考えます。各地方の話もいろいろ聞いてみたい。と思っている。
そこでこの座談会! 勉強になるわー。面白かった。
「競馬メディアのあり方」
http://dir.netkeiba.com/special/zadankai/

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エイプリルフール

2017-04-20 21:51:12 | 2017年
ちょっと前の話になりますが、4月1日。
ちょうど土曜日で、担当する道新十勝版「サタデーBANBA」の日だったので、紹介しましたよ。ばんえいスクープ記事を。


トップは「帯広競馬場、世界初の開閉式ドームへ」。
冬は観戦しやすいし、ヒーティングを入れなくてもいい。反対意見も多く…みたいな感じで紹介しました。
写真も、札幌ドームと帯広競馬場の写真で指示したら、本社の方がものすごく上手に合成してくれました。しかも、私が言ってないのにドームの電光掲示板にレースはめ込んでくれてるし(笑)。本当に感動した…

もう一つは、「ばんえい学」を帯広市内の中学校に取り入れる、という記事。
すべての中学校で馬を飼って、3年間で馬の手入れから騎乗までを学び、若手を育てよう! という内容。生徒数が多いところは繁殖牝馬も飼って「命の教育」も(笑)。
これは「実現してほしい!」という感想がありました。他の記者のアイデアなのだけど、私もそう思う!!
実は「ばんえい競馬をオリンピック種目にする会」(番馬幾三会長)のコメントもあったのですが、文字数がオーバーして載せきれなかったのが残念。

ということで、これらはもちろん冗談記事。掲載が近くなるにつれて苦情が殺到したらどうしようかとドキドキしてきたけど、おおむね好意的な感想が多くてほっとしました……。

で、この企画はただのおふざけではないのよ。
ポムレで番組編成の大江さんに取材したとき、「未来の競馬場コンクール」が行われた話になって。
存続したばかりのときは、ファンからも積極的にばんえいについてのアイディアが出た。ああしたほうがいい、ここはこうしたらいいんじゃないか、と。
今は状況も落ち着いてきて、現状を楽しむことが多くなってしまった。または生産性のない文句。
あの時みたいに、またファンがみんなで、ばんえいの将来を想像してみたらどうだろう。と思ったのです。
今年は単独開催10周年。あれから10年、あっという間のようで、思い返せばいろんなことがあった。
知ってる人は思い出して。
知らない人は想像してみて。ばんえいがなくなってしまう、という不安にさらされた日々を。
もっと楽しい競馬場を夢見るのも楽しいかなぁと思うのです。

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漢達の輓曳競馬

2017-04-16 09:00:33 | 2017年
15日、「漢達の輓曳競馬」という舞台を観てきました。ほとんどばんえいは出てこない話だというけど、タイトルだよ?!パンフレットに「サラブレッドだけが、馬じゃない。」とあるし、何かの比喩なんだろうけど、そのくらいの存在感が逆にそそる。どこでさらっと出てくるのかのわくわく感。
最近、ばんえいが文化的作品のモチーフになることが多い。三貴哲成さんの「輓馬 GO BANG!」(超名曲)しかり、主催者の知らないところでばんえいが話題になるというのは、その言葉が一般的に意味を持ち始めている証拠。売り上げup、テレビ取材、映画、ドラマ。どれもすごいけど、このことが1番すごいと思う。

会場に行くと道東の生産者さんがいて笑う(札幌で用があったらしい)。でもばんえい的人間はうちらだけっぽい。東京公演もすごく評判が良くて楽しみ。
内容は、落ちぶれた40前半の男2人がぶつかりあい、最後には前へ踏み出す、という笑えて切なくて、俳優さんが魅力的な舞台。同世代すぎて胸が痛い…こんなふうにもがいてる同級生いるんだろうなあ(ToT)
ダメ男がばん馬を思い前へ進む、というと雪に願うこともそう。ばんえいにはそんな力がある。ばんえいは話の中で、ほんのちょっと。最後に、ばんえいファンだけが気付く、連想させる言葉が出ます。終わってから、2人の中年(とはまだ呼びたくないなー)の新しい一歩と輓曳競馬が重なる。
帯広でもぜひ! と思うけど、ばんえいのシーンが全くないから変に期待させちゃうかな。むしろ私と同世代、アラフォー世代に観てほしい。で、ばんえい競馬って……と想いを馳せ、ぜひ帯広に来てばんえいをじかに見てほしい!

舞台って久々。札幌にいた時も結局見ることがなかったな。今回は「道産子男闘呼倶楽部」という北海道出身者だらけの劇団。アフタートークを聞くと演劇界では北海道出身者が活躍しているみたい。照明とかに感動し、全く知らない世界だけど演劇ってすごく札幌でも盛り上がり、レベルも高いのかなーとか感じました。
競馬が舞台といえば吉富隆安がモデルだと思われる「そのまま!」も面白かったなぁ。


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