那須のち晴天

那須高原での生活をご紹介します。当初は育児blogとして開始、2年余りの中断の後に再開。様子を見つつ更新して行きます。

伝承園 2021 岩手旅行 Vol.3 - Memories

2021年08月22日 | 国内旅行記

どうも、那須パパです。
昨日より本格スタートした「2021 岩手旅行記」ですが...
ファーストコンタクトは「遠野」から、「カッパ探検隊」大活躍の模様をお送りしました。

一気にジャンプで「遠野」までって展開にしましたが、岩手に着いても結構遠いんですよね。
花巻JCTから44.1km、しかも高速は対面通行なので結構ストレス運転になります。
飛ばす派ではないのですが、やはり遅い車に付き合うとなると...(不謹慎??)

まぁ...そんなこんなで到着した「遠野」、「那須」とはまた別ののどかさがあり良い地域ですね。
残念な事に、「カッパ」には出会えませんでしたが...
その雰囲気は存分に味わえましたよ、次回こそは必ずその眼にしたいと思う那須パパなのでした。

 

 

...って事で、本日はその後の展開となります。
「カッパ淵」に行くには駐車場に車を預けなければならないのですが、「伝承園」さんと言う施設に無料で駐車出来ます。
事前に調査はしていたのですが、それなりの観光施設...
...ちょっと無料でってのも気が引ける感じ??、そんな雰囲気でした。
(勿論、良いと言われているので良いとは思うのですが...)

で、折角なのでその「伝承園」さんも見て行こうって展開に...
(那須パパ一家的には珍しいその場の判断、時間もあったしね)
一応オフィシャルな文句は「曲り家・水車・養蚕・神様・しきたり...その昔当たり前にあった遠野の人々の生活文化を守り、後世に語り継いでいく施設」らしいです。
日本のふるさとの原風景」との事で、すっかり場の雰囲気に飲まれた感じの那須パパ一家でした。

施設はそう大きくはないのですが、しっかりと古民家が残り...結構重みを感じましたね。
園内に居るご老人方も優しく、色々と丁寧に説明してくれました。
母屋の中も当時のまま保存されているのかな??、一泊でもしたい感じでしたね。

 

 

そして、何よりも感動したのがこの「御蚕神堂」です。
「オシラ堂」とも呼ばれ、およそ六畳程の小さなお堂となります。
オシラサマとは、蚕の神様・農業の神様・馬の神様、そして「お知らせ」の神さまとも言われているそうです。
中では願いを込めてオシラサマ着布を体験することが出来、その幻想的な空間にすっかり魅せられましたね。

養蚕がメインかと思っていたので、すっかり「蚕」の神様かな??と思っていたのですが幅広いんですね。
きちんと管理されている空間で、その思いの深さも同時に感じられたかな??
1人1枚、好きな色の布を選び、願いを託す...良い体験でした。

何よりもそのカラフルな空間が素晴らしかったですね。
最初は余りその気ではなかった事を恥じる那須パパなのでした。

 

 

その後も母屋内を巡り、その他の家屋にも足を延ばします。
それぞれテーマがあり、保存状態としては結構維持されている印象でしたね。
何よりも匂い??、那須パパが子供の頃...新潟のお爺ちゃんの納屋の匂いっていいますか...
...凄く懐かしい思い出が蘇り、匂いって記憶も凄いなと改めて実感しました。

もう一つが吊るし雛ですかね??
コチラも幻想的で綺麗でしたよ、実はコレ...且つて新花巻の駅で見たのですが!?
初めて見た娘さんや那須ママはえらく感動しておりました。

これだけの体験が出来て入園料330円、駐車料金だと思えばお釣りが来るって物です。
「伝承園」さん、正にその名に恥じぬ素敵な施設でしたね。
皆様も、もし「遠野」に行かれるような事があれば是非「カッパ淵」とセットで。
中々出来ぬ体験を味わう事が出来るかと思う那須パパなのでした。

...って事で、本日はココまで。
では、また...