Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

NOはやさしく、きっぱりと

2022-05-20 05:54:20 | えとせとら

スギ、ヒノキと続いてきた花粉症も落ち着いていましたが、昨日あたりからまた鼻のムズムズがひどくなりつつあります。

そろそろ始まるなぁ、草の花粉症・・・・・・この花粉症が一番症状が重い私。あと一か月くらい我慢の子(シニアだけど:笑)となります。

この花粉症、畑に行くと生えている草の量が違うせいか、また特にひどくなるのが悩みの種。来週行く、と相方は話していましたが、彼も同じく草の花粉症。

夫婦でどんだけ仲がいいんだか。

 

この前から度々記事に書いた民生委員の件ですが、一昨日お断りしました。

断って気持ちは楽にはなりましたけど、断りに行くときはかなり苦痛だったし勇気?も要りました。でも正直な気持ちを伝えたほうがいいと思ったんです。

その後で、ご近所のSさんが7月に行われる予定の参院選の投票所での仕事をお願いにやってきました。不整脈のことがあってすっかり忘れていましたが、いつものように開票作業もという

流れになるのだけれど、開票だけは誰か他の人をあたってほしいとお願いしました。

投票時間だけでも13時間ありますから、やってくれる人を探すのは民生委員同様大変なんです。開票は夜遅くになりますが、2時間ちょっとくらいのことなのでなんとか探せるかもと

思ったからです。でも代わりが見つからなければやる、とは伝えて。

 

相手が不快に思わないように、やんわりと、でもはっきりとNOを言うのって、本当に難しいし苦手です。

苦手だから、今まで何か頼まれごとをされたときについ引き受けてしまっていたことの、なんと多いことか。RTA役員にしても投票所従事にしても。

今回、体調のことがあってのことだけれど、無理してやろうと思えばやれないことはないと自分でも思っています。でも、逆に言えば本当はやりたくないと思っていることにNOを言う

いいチャンスだと思ったんです。不整脈は説得力のある言い訳になりました。ずるい私でごめんなさいね。

そんなふうに、自分ではNOを言うのにエネルギーが必要だとつくづく思っていたら、ふと思い出したことが。

かなり昔、私とは真逆で、なんのためらいもなく強い口調でNOと言われたときがあったこと。

それは小学校のPTA役員をしていたときのこと。もう20年以上も前になりますが、当時クラスのPTAの学級委員を引き受けてもらうのに、役員が投票で多数入った人のところへ電話をかけて

お願いすることになっていました。

ほぼやりたくない人ばかりで、私なんかも最初はそのくちでしたよ。よく言われたのが名簿で一番最初か最後に名前が書いてある人は投票されやすいって。恨めしや、五十音順・・・・・・

学校の電話を借りてかけていても埒が明かないので、当時持ち始めたばかりの携帯電話、まだ二つ折りにもならないまっすぐな、アンテナ伸ばしてかけていたあれ。その自分の携帯電話まで

使ってかけまくっていましたが、そのときある人に電話をしたときの対応が、それはそれは感じ悪いもので。

なんで私があんたに怒鳴りつけられなくてはならないんだ!!??

と心の中は理不尽さと悔しさで満タンだったっけ。

顔も見えない状態で知らない相手だからそんなふうに言えちゃうんでしょうね。でも、こういうところでその人の「本性」が見えるような気がする。

結局決まらない場合は担任から電話してもらったように記憶していますが、それでも断る人は断るんだろうな。

 

と、なんだか思い出話になっちゃいましたけど、最初は嫌々だったPTA活動も、今思えばいい経験だったと思います。最後の一年は特に忙しくて大変だったけれど、あのとき私はまだ40代。

四半世紀くらい前の話なので、若かったな~。老眼は始まって、目は既にシニアの仲間入りだったけど。


みなぎるパワー、ってこのこと

2022-05-19 06:02:04 | Art&Mujic

昨日の朝起きたときには、正直「めんどくさい・・・・・・」と思いました。何がって、出かけるのが。

ひとりで出かけるので、やめようと思えばやめてもよかったけれど、ここでやめたらこの先引きこもり老人になりかねない、とも思ったので、重いお尻を上げて出かけたのがこちら。

                   

美術館の看板を撮ってくればよかったなと、後で気づいたけど時すでに遅し。

つい最近まで全く知らなかったこのシスコさんですが、たまたまEテレの「日曜美術館」で取り上げていたのを見て、これは実物が見たい!と強く思ったわけで。

名古屋ではなかったものの、電車でひょいと行ける岐阜だったこともあって、番組を見たときから行く予定に入れていました。

会期末までまだまだあるけれど、ちょっとでも気温が低いうちに・・・と思って出かけたら、28℃とかいう高めの気温予想。

なにしろ不整脈が発覚してから、そこまで気温が高くなったこともなかったし、隣の県とはいえひとりで出かけることに若干の不安がないわけでもなく。

ただ、ドクターも気にするなと言っていたし。来月あたりには京都へ出かけたいとも思っているので、まず足慣らし?を兼ねて出かけました。

 

名鉄電車で岐阜まで、そこから路線バスに乗って15分ほどで岐阜県美術館に到着。途中、生活道路のような狭い道をバスが通るのに驚きました。今までに2度ほど行ったことがあるのだけれど

そのときはJRで西岐阜まで出て、そこから15分ほど歩いたんです。今日は暑いこともあって、事前にバスの時間などを調べて、一番楽で効率のよい方法で。

美術館の建物に入ると、あまり人影もなく。

すると係のおねえさんが小走りでやってきたので何事かと思ったら、日傘を外の傘置き場に置いてくださいとの注意喚起でした。うっかりしました。家を出るときには外に置いておかなくては

と思っていたのに。今日は折りたたみ傘じゃなかったんです。

改めてチケットを購入して会場に入ると、あれ?結構人がいるんだ。

いずれも私のようなシニアがほとんど。まぁ平日の昼間はそんなところが多いですが、予想よりうんと多くの来場者。

そして、作品から溢れる迫力というかエネルギーというか。

どちらかというと大きい作品が多いのだけれど、そこに描きたいものがみっちりと高密度で描かれています。色も鮮やかで、あまり混色していないような。

描きたいとなったら、何にでも描くようで、包装紙や板、段ボールにまで描いていたのには本当にびっくり。それとお酒のガラス瓶。小さなものはご飯をよそうしゃもじの、裏と表両方に

描いてあったり。

 

シスコさんは私の母親より7歳年上の、大正2年生まれ。

そのくらいの生まれの人が、それも女性が絵を描きたいと思っても、なかなか許されるものではなかったはずで、彼女が絵を本格的に描き始めたのは50歳を過ぎてから。

描きたいという熱量が絵からほとばしる感じで、あまりじっくり見ていると頭がクラクラしそうなほど。色使いが激しいということや、みっちりと描き込まれた画面のせいもあるでしょうけど。

シスコさんの絵から私も力を貰った、というより、発破をかけられたように感じます。60代半ばなんだもの、まだまだやらなくちゃね。

所蔵品展示では、名古屋生まれのキシオ・ムラタという画家の絵に一目惚れ。

全く知らない画家でしたが、渋い色合いの中にきれいな色がところどころ散りばめられているところが魅力的。抽象画なので、タイトルを見ても?だったりするものが多かったけれど、

そこは想像力を働かせて見るのが楽しい。

メキシコで主に活動していたようで、同じような画家に愛知出身の北川民次がいて、そちらのほうが知名度が高いような気がしますが、よい出合いが出来ました。

 

外出中には全く起きなかった不整脈ですが、夕方からまた度々症状が。黄昏時、って言ってもまだ充分明るい時間帯だけど、そんな時間帯に出没?するのが決まりになっているような。

最初に気づいたのもやっぱり夕方でした。そんなふうに、体調を自分で観察して、どんなときに起きやすいのかなど把握しておくといいのかなと思います。


心のなかで引きこもっているやる気を引っ張り出して

2022-05-18 05:43:48 | えとせとら

                      

5月、と言ったら、バラ、ですわ。

我が家のつるバラも次々と咲いて、そろそろ盛りを過ぎたかな?というところですが、もうちょっと楽しめそうです。

今年はいつになく花つきがよく、まるで滝のような状態。ほのかな香りもあるけれど、近づきにくいので嗅げないのが残念です。

ご近所に狭い場所を上手に使ったガーデニングをしているお宅があり、一昨日銀行へ行くときに通りがかったら、何種類かがきれいに咲いているバラからよい香りがマスクをしても感じられ

ました。

我が家のバラは、花はきれいだけれど、既に虫の害が出始めています。バラの害虫は茎の中に卵を産み付けるので気づきにくく、気づいたときにはびっしりと・・・ということも。

結婚当初、きれいだったのでバラを切り取って花瓶に生けておいたら、いつの間にかテーブルに黒い点々が。ふと見ると葉に幼虫が!なんてこともありましたっけ。

 

このところさえない気分の時が多くなっていました。原因は不整脈と民生委員の件。

でもいつまでもぐだぐだしていても、と、出せるだけのやる気を振り絞って、延び延びにしてきた台所の掃除を場所を区切って行いました。

やる気になればやれることを確認したかったからかもしれません。

今日はもうちょっとやる気を引き出して、いつもより若干の遠出をひとりでしてこようと思っています。思うだけで不実行にならないようにしたいですが、どうなったかは明日の記事で。


ファーブル母娘と、右肩下がりの気分

2022-05-17 05:56:09 | 自然・動物・植物

難しい学問は苦手な相方と私ですが、生き物には興味津々。

そんな私たちの子どもはと言うと、犬などの動物はさておき、虫にはあまり興味がない、と言うより苦手でした。

特に息子は蝶が苦手。モルフォ蝶などきれいな蝶も「気持ち悪い」と言うほど。

彼らが子ども時代には、モンシロチョウの幼虫を虫かごで育てて、蛹から蝶になるまで観察したこともあったのですけどね。

娘のほうは息子ほどではないものの、それほど好きではなかった     はずでした。

 

それが結婚して子どもが出来て、一昨年くらいだったでしょうか、たまたま玄関に植えてあったパンジーだったかビオラにツマグロヒョウモンの幼虫を見つけ、成長を観察してから虫に

関心を持つようになり、今年は昔の私のように、モンシロチョウの幼虫を育てて観察の真っ最中。

既に2匹が蛹から蝶になり、他に蛹が3つと、餌としてご近所さんからいただいたナバナについていた卵から青虫がかえって、無限ループのような状態になっています。

ネットでの家族共有アルバムで孫娘の様子を見るのが楽しみですが、最近は蛹や青虫の写真が多くて、観察アルバムと化しているのがなんだかおかしい。

動画配信とか、今の世の中にはいろいろと便利なツールがあって、モンシロチョウの羽化などもそうした媒体で見ることは簡単に出来るけれど、やっぱり生で観るのは違うはず。

孫娘にはよい体験になっていると思います。

最近では娘のほうが知識が豊富で、相方も私も知らなかった青虫に寄生するハチのことを聞かされてびっくりさせられたり。

先日娘のところへ行ったときに、子どものころモンシロチョウの幼虫を飼っていたことを覚えていると話していた娘。孫娘も母親になったら、同じようにするかもしれませんね。

 

さて、一昨日民生委員のお願いをされてから、頭の中で常にそのことがひっかかっておりまして。

15年もやっているKさんのことを考えると、交代してあげたほうがいいと思う気持ちはもちろんあるけれど、どうも不整脈をしっかり自覚してからというもの、気持ちが何事に対しても

消極的になっています。

正直な気持ち、断りたい気持ちのほうがやや上回っている現在。

ただ、そんな自分を情けなく思う気持ちも、それなりにかなりあるのも事実。

昨日録画しておいた番組を見ていたら、60代後半の男性が「(歳をとると)自分が社会から遠ざかる、のではなく、社会が自分を遠ざける」と言っているのを聞いて、なるほど確かに、と

ひどく納得しましたが、今の自分は両方とも、だと思う。

なんだ、まだまだやれるじゃん♪というきっかけがあると、この下向きな気持ちを払拭出来ると思うのですけどね。まずは気持ちのベクトルの方向を水平に持ち上げたいものです。


メンタルよわ子。そして不整脈大復活

2022-05-16 06:00:55 | 健康First

昨日の夕方、インターフォンが鳴りました。訪れたのは同じ町内のKさん。

あら、いったいなんだろうな?Kさんは民生委員をしているので、義母のことについてかしらん・・・などと思いながら玄関に出ると、次期の民生委員を引き受けてくれないか、という打診。

 

「もう15年やっているのよ」

 

あらま。そんなに長かったっけ?

彼女は私より1つ(学年は2つ)年下で、彼女の前任者もそれはそれは長いこと民生委員をやっていたのですが、次、私?

友人にふたりほど民生委員をやっている子がいるので、仕事に関してはおおざっぱながら知ってはいました。でももうちょっと若い人のほうがいいような気がする。

還暦を少し過ぎたくらいだったらまだ引き受けても大丈夫かなと思えたけれど、この間からの不整脈もあるしなぁ・・・・・・死なないとは言われているものの、やっぱり気持ち悪いもの。

さすがにその場での即答は避けて、後日また、ということに。

 

Kさんが帰ったあと、ぼんやりと民生委員のことを考えていたら、あ。

一昨日からなりを潜めていた不整脈が、にわかに復活。それも何度も繰り返し。

嫌だなぁ、これ。

不整脈自体も嫌だけれど、こんなことを考えるだけで脈が不安定になる、自分のメンタルの弱さがもっと嫌。

不整脈の多い状態は寝るまで続きましたが、夜になってあらためてKさんが持ってきた手書きの民生委員の仕事の概要に目を通しました。

私の苦手とする、大勢で何かする、というのが結構あります。今はコロナ禍なので、独居老人などを招いての食事会はありませんが、再開されると調理やセッティング、時に買い物なども

あるらしい。

区・市・県の民生委員の大会のそれぞれに出席とか、学区の行事への参加とか。まぁこの辺りまではなんとか我慢できる範囲かな、とは思う。

ただ、これだけはどうしてもNG!だと思ったのが、年に1度の研修旅行。

今はコロナ禍だからやっていないかもしれないけれど、一泊二日のバス旅行で、原則参加。

私は観光バスにトラウマがあり、日帰り旅でもダメなのに一泊二日なんてとんでもない!のですよ。

今思うと、子どもたちが小学生時代、よくPTAの役員などやっていたなと思います。人と合わせるのが大の苦手なのに。日帰りのバスでの社会見学も本当に行きたくなかったけど、

日帰りだったからまだなんとかなりましたけどね。

昔からそうした研修旅行が行われてきたのでしょうけど、そのために毎月3千円ずつ積み立てまでして交流する必要ってあるんだろうか?と思ってしまいます。食事会くらいでいいじゃん。

 

と書いているだけで憂鬱。

バス旅行だけはどうしても受け入れがたいことをKさんには話して、お断りしたいとは思っています。だいたい引き受けたら次に引き継ぐ人を探すのが今以上に困難なはず。

今の町内に40~50代で次を頼める人が、本当に少ないんです。都会の限界集落と言っていい。

この話を断るまでは不整脈の多い状態が続きそうです。やれやれ。