Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

田舎なりの環境の変化

2024-03-16 08:41:35 | 田舎暮らしの現実

前回畑へ行ったのが1月の終わりごろ。それから1か月半。久しぶりに出かけたわけですが、遠くの3千メートル級の山々はこの冬以来一番白く見えたような気がしました。

道中標高の高いところを走っているときも、道路脇やあちらこちらに雪が残っていたり。

畑周辺では雪はなかったものの、私たちが行かなかった間にも雨や雪が多かったようです。

それでも名古屋に比べたら春の訪れはゆっくりで、ようやく梅が咲いたくらい。そしてもう見られないかと思っていた福寿草が咲いていました。

                     

お天気がよくないと開いてくれない福寿草、開花しているところをしっかり見られてよかったです。

 

ただ暖かくなってくると、とう立ちするのが冬野菜の常。

                     

全然それらしくありませんが、白菜。結球せず開いたまま成長したもので、ご覧のとおり花芽が。放っておいたらそのうち菜の花畑になるでしょう。

結球した白菜も頭のほうの隙間から花芽が見えるくらい。どれだけ食べられるかわかりませんが、一応ある程度は採ってきました。

自宅で土に埋めて保存してある長ネギは、こちらもとう立ちしつつありますが、畑の長ネギはまだなんとか。そしてほうれん草もかなりヨレヨレではあるものの、ほとんどとう立ち

していませんでした。

今回は成長途中のグリーンピースを除いて、全部の作物を収穫・・・半分以上は廃棄になりましたけど。グリーンピースはトンネル栽培して寒さを除けていたので、それなりに成長。

まだ朝は氷点下、今回はマイナス4℃くらいになったので、まだトンネルを外すことは出来ていません。

二日間とも天気に恵まれて、それも日中はとても暖かな農作業日和。いつもこんなだといいのにね。

それでも日が陰ったり、午後2時半を過ぎてくると急に気温が下がってきます。初日は雲が少し多くて日が陰って寒いと思う時間が長めだったので、私は3時過ぎにはリタイア。

今年の冬は家にいる時間が長かったせいか、寒さに弱くなったような感じがします。

 

さて、昨日のこと。相方が作物を採って空いた畑の土の天地返しをしたあとのこと。

相方が急いで呼びに来たので何かと思ったら、丸々と太ったタヌキが!土の中から何かいいものがないかと探しに来たようです。

実は近くの林などの木が伐採されて、用水路の整備だったり宅地の造成を行っているのですが、そのあたりをねぐらにしていたと思われるタヌキを最近よく見かけると、ご近所さんが

話していました。

用水路の整備も必要でしょうし、村としては移住者を呼び込みたいのでしょう。でも最近やたら木を伐採しているんですよね。それはそれで環境に悪い影響が出たりしないか気に

なります。人間の都合ばかり考えていないかな。

畑に通うようになって13年ほど。まだまだ自然豊かなところですが、周辺が変わってきたことを感じます。当初はそのうち移住しても、とも思っていたけれど、私は最近そういう

気持ちが薄れてきました。

子どもたちの近くにいたいという気持ちの他に、こうした畑周辺の環境の変化がそう思わせるのかもしれません。


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