今朝のニュースで、エリザベス女王が亡くなられたことを知って驚きました。
そりゃ高齢だったのでいずれは・・・ではあったのだけれど。
いよいよ、というかようやくチャールズ皇太子が国王となりますが、なんだかピンときません。久しぶりに女性の首相が誕生したばかりですが、こちらも久しぶりに男性の国王が
生まれるわけで、まさに絶妙のタイミングかも。
さて先日、整形外科へリハビリに出かけたときのこと。
電気、牽引を済ませてマッサージを待っていたら、私より先にマッサージなど全部終えて帰られる女性が目に入りました。
あら、ステキ。
髪はグレイのベリーショート、というところだけ私と同じだけれど、白のゆったりとしたシャツワンピースを着て、細身のパンツかスパッツを穿き、バッグはモノトーンのポシェットというか
サコッシュというか、とにかく小さめのものを斜めがけにして、足元は黒のスポーティーなサンダル、といういでたち。
私と違って、背はさほど高くはないけれど、スレンダーで背筋が伸びて姿勢がいいものだから、着ているものがとてもよくお似合いだったのです。
かっこいいなぁ、と思わずチラ見を何度もしてしまいました。
街へ出かけると時折こんなふうにおしゃれな人に出会いますが、地元では滅多にありません。
自分の生活圏内でもおしゃれな人って、もはや達人と呼べそうです。
こんなふうにおしゃれになりたいと、ずっと思って生きてきましたが、持って生まれた体型やらセンスはそれとはほど遠くて、とても残念。
髪だけはたまに褒められることもあります。褒めてくださるのは私より年上、かつ白髪染めをしている人がほとんど。
「近藤サトさんみたい」なんて言ってくれますが、とんでもないことで、近藤サトさんが聞いたら気を悪くすること必至。顔も頭の中身も体型も全然違うもの。
だいたい自分に何が似合うのか、全然わかりません。裸でいるわけにはいかないので、何かしら身にまとうわけですが、頭の中で自分の姿をある程度想像してから鏡を見て、ぎょぎょっ!と
さかなクンみたいになることの、なんと多いことか。鏡ばかりではなく、写真はなおひどかったりします。この前も書いたけれど、知らないうちに撮られた写真なんて、見られたもんじゃない。
最近は「私は私」と開き直りとも諦めともとれるような気持ちでいますが、他人からお手本にされなくてもいいけど、ちょっと感じがいいな、くらいに思われるようにはなりたい。
先に書いたステキな女性は、私より多分10歳くらいは年上だと思いますが、ご自分が似合うものをよくご存知だなと思いました。
私が同じ服を着ても似合わないというか、服だけが浮いてしまいそう。
そうなんですよね、服だけじゃなく、着ているひとも含めてステキなのが本当のおしゃれ。私も、他人から見ても自分が見ても、私らしいと思える服が着たいと思います。