水道の蛇口から出てくる水が、だんだんとぬるくなってきます。
朝のうちからこんななので、また今日も暑さとの闘いが始まるのだな・・・とやや憂鬱。
外で仕事をする相方のことを思ったら、そんなこと言ってはいけないんですけどね。
最高気温が38.3℃だった昨日の名古屋。その中で久しぶりに現場に行った相方の体調が気になりましたが、思ったよりはバテずに帰ってきました。
ただこう長いこと暑さが続くと、ジャブのようにじわじわ来ますからね。放っておくと連日仕事しかねないので、適度に休ませないといけないなと思っています。
さて、コロナに罹るなんて微塵も思っていなかった先週、本を1冊買いました。
2年くらい前に初版発行された、一田憲子さんの「大人の片づけ」。
発行当初は買う気は全く起きませんでした。片づけ本はこれまでにどれだけ買ったか、数えきれないほど買って読んでいたし、その少し前に読んだ一田さんの文章に対して、ちょっと
なんだかなぁ・・・と感じるところがあったので。
それなのになんで今また?ということになりますが、今年の2月に買った「明るい方へ舵を切る練習」を読んで、文章表現が以前と変わったように思えたことと、暑くて自分自身も
家の中もダラダラになりがちなので、本を読んで少し刺激を受けたいと思ったから。
でもさすがに新品で買う気にはなれず、中古品の中で「非常によい」というレベルのものが配送料込で約半額のものが見つかったので、思わずぽちり。
非常によいどころか、ほぼ新品レベルの良品がすぐに届きました。こういうのってすごくうれしい。
断捨離だとか三日片づけとか、いろいろな方がいろいろな方法を伝授しているけれど、結局のところ、自分で自分に合う片づけ方を見つけるしかないなと、長年こうした本を読んで
試してみて思います。
三日片づけ、なんて、歳を取ったらほぼ無理だし。断捨離も、おっしゃることは理解できるけど実行するのはなかなか難しい。自分のものはさっさと片づけられても、家族のものは
そうはいかない。
今年前半、リアル実家の片づけをしましたが、住んでいる人間がいないからまだ短期間で出来たけれど、それでもまだ処分しきれていないものがいくらか我が家にあります。
体力もだけれど気力も充分でないと、なかなか仕事が捗りません。いつか読んだ本の中に、そうした片づけは65歳までに、なんて書いてあったけれど、ジャスト65なんだよなぁ私。
一田さんちの場合、持ち物はご夫婦ふたりだけのものなのでね。「今」にフォーカスした片づけのことが載っていて、それはそれで参考になる、こともあるし、そこは我が家では、
なこともありますわ。
必要なものだけが過不足なく、あるべき場所に収まっている。そういうのが理想だと私は思っています。
今年義母が亡くなったので、私としては残されたものをなるべく早く片づけたいと思うけれど、子どもである相方も義弟もまだ現役。とても親のものの片づけなんて、という状態。
でも嫁の私からすると、そうしたものの片づけを終えて、ようやく嫁の務めから卒業出来る気がするんですよね。
結婚当初から同居して40年近く。完ぺきではないけれど、もう充分やってきたと思うので、誰か卒業証書くれ~!(笑)
でもね、その義父母のものの片づけが終わったあと、なんだか気が抜けたサイダーのようになってしまいそうな気もしているんです。自分の事を後回しにしてきたツケでしょうか。
一田さんの本について書くつもりだったのに、結局は自分のことばっかりでしたね。