家庭の元手は、５０００円から

『Ｇｏｏブログ』のお題日記に初チャレンジです。
お題の趣旨からは外れるかもしれませんが、
結婚式に関わる懐かしいものが昨日出てきたので、このお題を使わせていただきます。

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ここ１ヶ月屋根裏部屋（別名：納戸）の整理整頓をしていて、やっと外見は整いました。
でも、それが目的ではなく、これから始まる断捨離がメインです。


昨日手を付けた戸棚から、いくつか家族のビデオテープが出てきました。
その中に昨年末旅立った父の懐かしい文字で、『結婚式』と書かれたビデオがありました。



（この２つのテープが、父の文字のものでした）


今、我が家にはビデオテープの再生機器がなく、
残念ながら中身を確認することができなかったのが残念・・・。

自分の記憶を辿るにもただでさえ記憶力に弱い上、当日は浮かれていてほとんど記憶がありません。
その中でも奇跡的に覚えている場面が２つだけありました。


当時わたしたちが勤めていた職場には、結婚式の披露宴には『エール交換』という慣例がありました。

そのエール交換の返礼の方で夫が、　「フレー　フレー」　とやりはじめて、次の言葉を・・・失いました。


仲人さんがすかさず出てきてくださり、

　「人生の大切な場面でやらかしてしまったようですが（笑）、この後の人生に係わりますのでどうかやり直しをさせてください。。。」

と笑いを取ってくれました。


おかげさまで無事、

　「フレー　フレー　み・な・さ・ま」

とお返しすることができました。


もう一つ覚えていたのは、夫の課の上司だったその仲人さんのスピーチです。

夫がわたしと結婚をするかもしれないと、仲人さんが最初に思ったのが、
仕事中に夫が隣の課のわたしに、
　「５０００円貸して。」
と借金を申し込んでいた場面を見た時・・・と話されたくだりです。

夫が当時、趣味のバイク等にお金をつぎ込んでいたのは社内でも有名で、
　夫＝常にお金がない
でした。


その後正式には返されなかったその最初の５０００円と、
ＭＹマネーをつぎ込んだデート代等が元手になり、
今はわたしが趣味に走る・・・という感じに立場が逆転し、
家を建て、家族もしっかり養ってもらっています。

あの５０００円は大きかった、と今更ながら思った結婚式のビデオ発見でした。


あと２か月で、あの日から３０年になります。
こうやって思い出すきっかけになったお題に感謝です。


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