くらしのうつわ

信楽焼の窯元に生まれた娘の日記

近江の地酒とうつわの会

2011年10月31日 23時13分35秒 | グータン
10月29日土曜日、念願の夜グータンが開催されました

今回は、窯元散策路のイベント「ぶらり窯元めぐり」の散策路ナイトにお邪魔させていただきました。

日も暮れかけた夕暮れ時に、Ogamaの前でジャズライブです。

散策路全体が、ライトアップされ、いつもの信楽にはない雰囲気です

そんな中、Ogamaの中では、グータンメンバーが必死の開店準備です


いつもは、お料理教室のグータン。

今夜は、お料理教室の先生方が、腕によりをかけてのおもてなしです。


私はそんなお料理に合ううつわを集めました。


そして、ライブも終わり、いよいよ「近江の地酒とうつわの会」です。


どきどきしながら、お客様をお招きしました。

お料理教室とはあきらかに違う客層です。


自分達のやっているお料理とうつわの評価のときです。


そして、いつもながら私の下手なご挨拶の後、始まりました



酒蔵の笑四季さんが来てくださり、日本酒のきき酒です。

日本酒にも、本当にいろんな種類があって、日本酒好きな信楽ラバーズにとっては、たまらないお酒たちでした。
こだわりの品もたくさんあり、皆さん大満足

お酒も、実際に作り手とお話することで、味の伝わり方が変わってきます。

てま暇かけて作った品物には、作り手の心が入っていますね。


お料理もそうです。


さちさんのお魚料理

当日の朝から釣りに行ってきて、捌いてくださいました。

さちさんの心がこもっている魚料理です。


びびんばさんの餃子
忍者餃子の黒い餃子。

普通の餃子より、数倍時間がかかるそうです。

おいしいものには、努力があります。


むっちゃんのグータンメニューの数々。

土鍋メーカーの奥さんだけあって、毎日土鍋を使ってお料理しているそうです。

長年の家庭の味で、土鍋を知りつくしたお料理たちです。



本当に、皆さんの努力と協力でグータンは出来上がります。

そんなことを痛感させられた夜グータンでした。




私事ではありますが、グータン当日の朝、水口青年会議所メンバーが不慮の事故による他界の報告がありました。

また、親友でグータンスタッフのお父様がグータン翌日他界されました。

グータンの日にたくさんの出来事が重なり、また私用で抜けるという、あってはならない事になりました。

それでも、むっちゃん、さちさん、びびんばさんは心優しく送りだしてくださり、改めてグータンの仲間の大切さを知りました。

私もグータンは大切です。けどそれと同じくらい皆もグータンを大切に思ってくださっています。

私の勝手で呼びかけた人たちが、グータンを通して仲間になっている。

私は未熟で勉強不足なので、仲間だなんて、まだまだ言えませんが、きっといつか、この素晴らしい私の尊敬する女性達と肩を並べていたいです。

その日まで、グータンは、やり続けます。

みなさん、応援してくださいね。



そして、信楽の熱い夜はふけていきました。


お越しいただいた皆さん、笑四季さん、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。



そして、青年会議所メンバー、並びに親友のお父様のご冥福を心よりお祈りいたします。




本日のくらしのうつわ

焼き鳥盛 by夜グータン