2月に入りすっかりご無沙汰しているブログですが、皆様お元気でしょうか?
時々暖かい日もありましたが、まだまだ寒い日が続いていますのでご自愛下さい。
さて,一月後半から二月の初旬にかけてフランスを訪れる機会をいただきました。
3度目のフランスでニースもモナコも一度訪れたことがありましたが、南フランスに滞在するのは初めて。
高校の先輩の指名で、貴重な体験をさせていただきました。
今回の訪仏の目的は「昆布の旨み」をフランスの料理界に広げることです。
いわゆる日本のダシの文化が少しずつ世界に広がっていますが,フレンチの世界でも「Umami」が認知され始めています。
ミシュランガイド「一つ星」を獲得した新進気鋭のシェフたちが,羅臼昆布に興味を持ってくれました。
会場は南フランス・ニース市で開かれた「Agecotel」という食品展示会。
流石にフランス語をしゃべることは出来ないので、歯がゆい思いもしましたが、茶碗蒸しとだし巻き卵を作って振る舞いました。
世界無形文化遺産になった「和食」ですから、多くの方々に興味を持っていただきましたよ!
フランス料理界の大御所・ジョエル・ロブションが立ち寄り、私のだし巻きを食べて「Oisi!」と言ってくれました。
お世辞でも嬉しかったですね。
1月29日早朝に北海道を出て関空からフランクフルト経由でニースへ。
翌日は出展の準備。
31日から2月3日まで4日間は,ひたすら会場でこのように「Umami」を広げるために頑張りました。
さすがは食の国・フランス!
会場もなかなか素敵な感じでしたよ。
ですから全く観光は無く、朝、会場に向かう前にニ-スの海岸を散策するのが精一杯でした。
この日は生憎の雨模様でしたが,好天ならもっと素敵なんだけど・・・
次回は是非プライベートでゆっくり訪れたいですね。
明日に続く・・・