昨日はあいの里公園駅で道政報告を配った後、議会へ。
今日の保健福祉委員会での質問について打ち合わせ。
さらに建設部からもヒアリングです。
18時からは京王プラザホテル札幌で開催された、
『講演と対談 「リベラル再生の道筋」』に出席しました。
「市民が主役」の政治をつくろう!北海道フォーラムの主催。
私の後援会顧問・山口二郎 北海道大学大学院教授が仕掛け人です。
講演は
「今の日本の社会と政治 これからの北海道を考える」
と題し、日本総合研究所理事長・寺島実郎氏から。
相変わらずの論客ぶりに、思わず聞き入ってしまいました。
外交・安全保障では、“中国・韓国になれられてなるものか”というような、日本の「プチ・ナショナリズム」に警鐘を鳴らし、何よりも「21世紀における日米関係の再構築」を行う必要がある事。
経済では、アベノミクスによる「株高症候群」は“マネーゲーム”である実態をあぶり出し、分配の公正化を図る必要があること。
二人の対談で特に印象的だったのは、“「脱原発=リベラル」では無い”と言う論点でした。
日米原子力協定がある以上、日本独自でいくら“脱原発”を掲げても実現は難しいこと。
技術基盤の保持によって、「非核のための原子力」を守り、国際社会での信頼を勝ち得ることが、脱原発への近道であること。
非情に難しい論理ですが“核心”を突かれた思いで、まさしくその通りだと感じました。
世界で通用する人材とは、論理的にしっかりと主張出来る人だということも教えられました。