前道議の挑戦 その3

前北海道議会議員。
日頃の活動と私の“想い”を感じ取って頂ければ幸いです。

リベラルと論客

2014年02月04日 | インポート

昨日はあいの里公園駅で道政報告を配った後、議会へ。

今日の保健福祉委員会での質問について打ち合わせ。

さらに建設部からもヒアリングです。

18時からは京王プラザホテル札幌で開催された、

『講演と対談 「リベラル再生の道筋」』に出席しました。

「市民が主役」の政治をつくろう!北海道フォーラムの主催。

私の後援会顧問・山口二郎 北海道大学大学院教授が仕掛け人です。

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講演は

「今の日本の社会と政治 これからの北海道を考える」

と題し、日本総合研究所理事長・寺島実郎氏から。

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相変わらずの論客ぶりに、思わず聞き入ってしまいました。

外交・安全保障では、“中国・韓国になれられてなるものか”というような、日本の「プチ・ナショナリズム」に警鐘を鳴らし、何よりも「21世紀における日米関係の再構築」を行う必要がある事。

経済では、アベノミクスによる「株高症候群」は“マネーゲーム”である実態をあぶり出し、分配の公正化を図る必要があること。

二人の対談で特に印象的だったのは、“「脱原発=リベラル」では無い”と言う論点でした。

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日米原子力協定がある以上、日本独自でいくら“脱原発”を掲げても実現は難しいこと。

技術基盤の保持によって、「非核のための原子力」を守り、国際社会での信頼を勝ち得ることが、脱原発への近道であること。

非情に難しい論理ですが“核心”を突かれた思いで、まさしくその通りだと感じました。

世界で通用する人材とは、論理的にしっかりと主張出来る人だということも教えられました。