昨日はお昼に新川皇大神社『新嘗祭』が行われ、出席しました。
2700年続く、日本の伝統文化である新嘗祭。
田植えから始まり、無事秋の収穫を終えた事に対する感謝を込めたお祭りです。
なおらいでは昔ながらのおしるこを頂きました。
夕方には恒例の、共和中学校第5期卒業生のミニ同窓会。
久しぶりに9名が参加して、日付が変わるまで盛り上がりました。
さて、20日から釧路・根室振興局内を経済委員会として視察してきました。
まずは初日の様子を。
10時半丘珠空港集合で11時20分発の釧路行きに搭乗です。
なかなか道内便を利用する機会がなく、丘珠空港を利用するのは久しぶり。
商工会青年部時代に北方領土・国後島を訪れて以来ですから、8年ぶりでしょうか?!
現在は北海道エアシステム(HAC) だけが利用しているだけなので、空港待合室も寂しい感じでした。
それでも34人乗りの飛行機は満席。
経営が厳しい状況にあるHACだけに、少し安心しました。
たんちょう釧路空港には12時10分着。
釧路振興局の皆さんと空港内で昼食を済ませ、最初の研修先・日本製紙(株)釧路工場へ向かいました。
会議室で会社の概要説明を受けた後、実際に工場内を案内頂きました。
関東から運ばれてくる古紙。
自家発電設備は北電に売電をしています。
世界初のDKP化を行った工場です。
今年9月に完成したばかりの繊維を取り出す新たな窯です。
パルプを作るための旧来の窯。
私も製紙工場は初めて。
大型機械で新聞用紙やクラフト紙が作られていました。
釧路市にとっても、雇用を含め関連会社など大変重要な会社。
アイスホッケーなど地域貢献もしっかり行っており、北海道にとっても心強い限りだと感じました。
続いては釧路工業技術センターにお邪魔しました。
道産材を使った木工製品が地元企業によってつくられ、地元小学校でも使われている事は大変素晴らしいことです。
木に曲線状の型を付ける機械
地元企業の皆さんが使用料を払って使うことが出来ます。
細かなラインをレーザーでカットすることが出来る機械も有りました。
酪農地帯らしく、ラクレットチーズをタンチョウの卵形に作る型も開発しています。
サケ由来のプリテオグリカンの開発は、総理大臣から表彰を受けました。
3Gプリンターは立体的に造形物を模型のように出すことが出来るイスラエル製の機械。
試作品の見本として大いに役立っています。
着実に成果を挙げており、これからも地域のシンクタンクとして活躍を期待しています。