今夕、小泉純一郎氏が今期限りでの引退を表明しました。
そのことについては別段感慨もありません。
しかし、その後継がまたしても次男であると言うことについては、声を大にして異議を唱えざるを得ません。
もし仮に小泉首相の次男が当選すれば、四代続けての政治家だそうです。
しかし!!政治家は世襲制ではありません!!!
こんな事を許しているから日本の政治は良くならない!
自民党の議員の4割は二世・三世議員です。
民主党にも1割ほどの二世・三世議員は居ますが、これとて同じ事です。
親の地盤を引き継いで、ぬくぬくと当選していく議員がどれほどか弱いか・・・
安倍・福田首相の政権投げ出しを見れば、明らかでしょう。
格差社会・後期高齢者医療制度、規制緩和等々、今の社会を作ったのは小泉純一郎さん本人です。
その張本人が、「小泉チルドレンも投げだし、自民党の下野を見届けることなく、逃げるように去っていく。」
それが私の印象です。
そして、自民党を下野させること、これが我々に課せられた使命であると、改めて感じた出来事でした。