岳時々鉄

山と鉄道をこよなく愛すオッサン。

中芝新道から一ノ倉岳、茂倉岳、武能岳

2015-02-28 | 谷川・上信越
2014年10月18日~19日の出来事です。

秋季山行は、谷川岳周辺と言う事で未だ誰も歩いた事のない中芝新道を登る事に決定。

土合橋近くの駐車場に車を止めましたが、殆どの人たちは白毛門方面へ向かって行き、我々だけが蓬峠方面へ。


ひんやりした湯檜曽川沿いの道を進みます。


マチガ沢出合まで来ました。東屋があります。


一ノ倉沢出合まで来ました。


その先に、JR東の送電線管理小屋が建ってます。ここから清水街道(旧国道)に上がります。


出入り口が2階にあるので主に冬季に利用するのでしょうね。厳重に施錠されてました。


いにしえの清水街道を歩き出して早々に茂倉沢出合が見えて来ました。


明治の初期に良くも道を切り開いたものです。


しかし自然に還りつつあります。


さて中芝新道に突入。


休まず歩いて来たので、ここで大休止。絶景です。


縦位置で。


稜線をズーム。あそこを歩くのか。遠いwww


出だしは、茂倉沢沿いに進むので沢歩き状態。真夏に歩くと最高かも。


踏ん張れるまで沢歩き。


先が長いねえ。どこで高巻くかな。


流石に高巻きました。


茂倉沢を離れて堅炭尾根に取っ付くと、尾根じゃなくて岩登りの急登になります。


急登だけど、短時間で高度を稼げるので、眺める景色も変化あり。


正面の鞍部が清水峠かな。


本日最後に登る武能岳のピーク。


堅炭岩を過ぎた辺りからの眺め。


眼下に歩いて来た湯檜曽川。


おー。右手に谷川岳の絶壁をチラ見しながら。


武能岳よりも標高高くなったかな。


やっと傾斜が緩くなって笹原の道を一ノ倉岳へ。


振り返ると、朝日岳と同じ目線に。


やっと一ノ倉岳に到着。9:00に中芝新道に取っ付いたのに、何と13:30に到着。4時間30分も要しました。


山頂に避難小屋があります。但し非常に狭いので緊急避難用。しかも冬季だと雪に埋もれて発見困難でしょう。


笹原の稜線を振り返ると谷川岳が。


ズーム。オキの山頂もトマの山頂も賑わってました。


茂倉岳を目指しますが、先が長いねえw 遠くに見える平らな山は、苗場山かな。


草紅葉は終わってましたが、良い感じのカール。


紅葉の斜面と笹原が良い感じ。


一ノ倉岳と谷川岳も見おさめです。


茂倉岳山頂。先を急ぐので休まずに通過。


左手の眼下には、土樽駅と関越道の土樽PAが。


右手には、登って来た中芝新道が。


下って来た茂倉岳。銀色に輝く茂倉岳避難小屋に泊って、茂倉新道を下山する案も出ましたが今更ですw


正面に武能岳。遠いwww


眼下に茂倉沢と中芝新道。


撮り歩きをしてる間に、仲間に置いていかれましたw


写真だと判りにくいですが、ずいぶんと離されました。


開き直って撮り歩き。


15:30 武能岳に到着。冷たい風が吹き抜ける山頂で待っていてくれました。


どうやら作戦会議中だった様で、時間も時間なので蓬峠にテント泊するか白樺避難小屋泊するか・・・。何と白樺避難小屋を目指すとの事。


下れば蓬峠なのにwww


小屋もテントも見えます。


先を歩くパーティーは、蓬ヒュッテ泊だそうで。


16:00 蓬峠に到着。目の前にテント・・・。


もうすぐ日没。ここから白樺避難小屋まで55分だそうで。


朝日岳と笠ヶ岳に歩いて来た稜線の影が差し日没が迫って来ました。


17:05 白樺避難小屋に到着。


日没なので緊急避難致しました。


疲れましたが宴会で盛り上がり就寝。


おはようございます。さほど冷える事もなく良い朝を迎えました。


冬だと雪に埋まってしまうだろうな。


撤収中。立つ鳥跡を濁さず。


避難小屋の柱は、JRらしく線路でした。避難小屋の広さは、そんなに広くありません。畳2畳ちょいと思って下さい。


昨日登った中芝新道。


朝日が差し込んだ蓬峠。


武能岳を眺めつつ出発。


JRの送電線鉄塔が林立する山中を下山。


沢が多い事。


清水峠も遠くなりました。


朝日に照らされた湯檜曽川。水面がイイね。


折角の良い景色。そろそろ休みたいので、


一ノ沢出合で大休止。


沢の音が響く森の中。言う事ありません。


石もきれいだし水もきれいです。


マチガ沢出合まで戻って来ました。清水街道の沿革を読むと、改めて明治時代の文明の流れの早さを感じます。


武能岳もこれで見おさめ。


手前は、一ノ倉尾根かな。


湯檜曽川の流れも大きくなりゴールも近い。


西黒沢です。滝だったのね。今まで気がつかなかったです。


川底が岩で埋まってしまった西黒沢橋が、荒廃してしまった清水街道の時代を感じます。


おしまい。


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