’08/02/11の朝刊記事から
同じ交番また警官拳銃自殺
栃木・真岡署
10日午後5時10分ごろ、栃木県益子町の真岡署益子交番で、真岡署地域課の柏倉盛行巡査長(27)が拳銃で頭を撃ち自殺しているのを、パトロールから戻った同僚の巡査部長(60)が発見した。
遺書と見られるメモが近くに残されており「相談に乗ってもらったいたにもかかわらず、こんなことになって申し訳ない」などと書かれていた。益子交番では昨年12月にも、巡査(23)が拳銃で腹部を撃ち自殺しており、同署が動機などを詳しく調べている。
調べでは、柏倉巡査長は交番二階の便所で、右側頭部から血を流して倒れていた。拳銃は貸与されたもので、弾が4発残っていた。
家族のことで悩んでいたという。
同日午後5時から、巡査部長と一緒にパトロールをする予定だったが、姿が見当たらなかったため、巡査部長が捜していた。
舘野勝則署長は「同様の事案が起き、申し訳ない。再発防止策を検証し、実効性がある対策を取りたい」と話した。