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081002 ビデオ店火災 客の46歳男を逮捕  殺人・放火容疑「生きるのが嫌に」

2020-03-22 16:52:45 | 事件
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’08/10/02の新聞記事から

ビデオ店火災 客の46歳男を逮捕
殺人・放火容疑「生きるのが嫌に」


15人が死亡した大阪市浪速区の個室ビデオ店火災で、難波署捜査本部は1日午後、現住建造物等放火と殺人、殺人未遂の疑いで、火元とみられる個室を利用していた大阪府東大阪市加納7、無職小川和弘容疑者(46)を逮捕した。




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小川容疑者は「生きていくのが嫌になり、ライターで店内のティシュペーパーに火を付けキャリーバッグの荷物などに燃え移らせた」と供述しており、捜査本部は詳しい動機を調べる。

死亡者のうち、堺市東区、子川高之さん(33)ら30ー40歳代の4人の男性の身元が判明。

ほか11人の身元確認を急いでいる。

また、大阪市消防局によると店員らは初期消火や非難誘導をしていなかったといい、捜査本部は店の安全管理に問題がなかったか消防法違反容疑でも捜査する。




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調べでは、小川容疑者は1日午前2時55分ごろ、浪速区難波中3の「檜ビル」1階の「試写室キャッツなんば店」の個室18号室で、放火すればほかの客らが死ぬかもしれないと認識しながら、自分のキャリーバッグの新聞紙や衣類に放火。

同店の37平方メートルを焼き、逃げ遅れた男性客15人を死なせた上、ビル上階などにいた3人を含む計10人に重軽傷を負わせた疑い。




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捜査本部によると、通報で駆けつけた警察官が、店のそばの路上にいた白い肌着とトランクス姿の小川容疑者に「けがはないか」と声を掛けると「ごめんなさい。たばこを吸った。(出火当時は)寝ていた」と話した。

その後、任意同行して事情を聴くと、「死にたかった。火を付けて怖くなり、部屋を出て逃げた」と容疑を認めた。



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小川容疑者は友人に連れられて1日午前1時半ごろ入店。

出荷した時間帯に、別の客が店内の廊下で小川容疑者が18号室から出るのを目撃し、室内をのぞくとキャリーバッグの上に炎が見えたため店員を通じて119番したという。

大阪市消防局によると、18号室は個室32室が並ぶスペースの中央付近にあり、同室より奥の個室や通路から12遺体が見つかった。

同室より奥の個室を使っていた客は、全員逃げ場を失って死亡したとみられる。




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