'07/07/05の朝刊記事から
3号機建屋2階でぼや
【泊】4日午前8時45分ごろ、後志管内泊村で建設中の北電泊原発3号機原子炉建屋2階で、床に敷かれたベニヤ板約1平方メートルなどを焼く火災があった。
けが人はなく、放射能漏れはないという。
北電が岩内・寿都地方消防組合泊支署に連絡した。
北電によると、火災に気づいた作業員が防炎シートで消し止め、念のためにバケツで水をかけた。
出火場所付近では、3日の午前中に溶接作業が行われていたが、それ以降、作業は行われていないという。
岩内署や同消防組合で出火原因を調べている。
泊原発では昨年12月、今年3月にも小規模な火災が発生している。
また、今回の火災発生から泊村など地元4町村への通報は、約2時間経過してからだった。
泊村の佐藤惇一村長は「ぼやとはいえ、繰り返し発生している。北電や作業員は十分注意してほしい」と話している。