中古家電 PSEなし販売容認

‘06/03/25の新聞記事から

中古家電　PSEなし販売容認
安全マーク　経産省が軌道修正

電気用品安全法に基づき安全確認検査済みの安全マーク(PSEマーク)がない電気製品が4月から販売できなくなる問題で、経済産業省は24日、マークがない中古電気製品でも、販売してから検査をするまでを「レンタル」扱いとみなすことで、販売を事実上容認する方針を示した。
制度の大幅変更を拒んできた同省が、リサイクル業者などからの強い反発を受けて軌道修正に踏み切ったもので、これで4月以降もマークのない中古品の流通が可能になり、実質的に販売禁止までの猶予期間が延長されたことになる。

「当面の措置」骨子
１、引き渡した中古品は「販売」ではなく「レンタル」とみなし、4月以降も事実上販売可能に
1、レンタル後のPSEマーク付与や、レンタル期間終了後の無償譲渡を容認
1、業者間の取引にPSEマークは不要
1、検査機器の使い方や届け出の方法など業者向けの講習会を全国で実施
1、当面の措置は「数カ月間」とする。