08/09/08の朝刊記事から
泊1号機 軽油3.8キロリットル漏れる
非常用発電機のタンク室
【泊】北海道電力は7日、定期検査中の泊原発1号機(後志管内泊村)の非常用ディーゼル発電機の屋外地下燃料タンク室で、燃料の軽油約3.8キロリットルが漏れたと発表した。
外部への放射能漏れはなく、2号機の運転に支障はない。
北電は漏出箇所や原因を調べている。
北電によると、同日午前9時50分ごろ、非常用発電機の点検作業中に、地下燃料タンク室で軽油が漏れ出しているのを発見。
消防に通報し、タンクの弁を閉め、漏れは停止した。
発電所施設外部への油漏れはないという。
1号機の非常用発電機は2台あり、容量115キロリットルの地下燃料タンクは2基ずつ計4基ある。
また北電は、8月31日未明に定期検査工事用の発電機から燃料の軽油16リットルが漏れたことも発表した。
燃料管の接続部からの漏れが原因とみている。
北電は2件の漏出について、いずれも発生当日に道や地元4町村に連絡した。
非常用発電機は、事故で原子炉に電力を供給できなくなった時、原子炉を安全に停止させるための設備。
撮影機材
Kodak DC4800