古新聞

 何年か前の新聞記事 070110

サハリン2 提訴の真意は何なのか

2007-07-21 21:54:11 | 評論
‘06/09/14の朝刊記事から


サハリン2
提訴の真意は何なのか


日本の大手商社などが参加するロシア・サハリン沖の石油、天然ガス開発事業「サハリン2」に対し、ロシア天然資源監督局が事業の停止を求める訴訟を起こした。

サハリン2から輸入を予定する日本国内の電力・ガス会社は突然の訴訟に戸惑いを隠せない。
ロシア側は、提訴に至った経緯をきちんと説明する必要があるだろう。

資源監督局は提訴の理由として、液化天然ガス(LNG)などを日本に輸出するパイプライン建設が深刻な環境破壊につながることを挙げている。

しかし、具体的に何が問題になっているかは明らかにされていない。

エネルギーの需要が国際的に逼迫する中、ロシア政府がサハリン2への介入を強め、主導権を確保しようとしているとの見方もある。
ロシア側にこうした思惑はなかったのだろうか。  ――――社説抜粋




ドイツレバノン沖に海軍派兵

2007-07-21 20:54:42 | 紛争
‘06/09/14の朝刊記事から


ドイツ
レバノン沖に海軍最大2400人

初の中東派兵承認

【ベルリン13日共同】
ドイツのメルケル首相は13日、イスラエルとレバノンの民兵組織ヒズボラの停戦監視のため、海軍部隊をレバノン沖に派遣する方針を同日の閣議で承認したと発表した。
ドイツ連邦軍の中東地域派遣は初めてで、首相は「歴史的規模だ」と強調した。

同時に記者会見したユング国防相らによると、最大2400人になる見通しで、イタリア軍に次ぐ2番目の規模となる。
今月初めから哨戒艇を配備しているイタリアやフランスなどと協力し、ヒズボラへの武器流入を阻止する方針だ。
派遣は来年8月末までという。



レバノン停戦1カ月

2007-07-21 20:38:36 | 紛争
‘06/09/14の朝刊記事から


レバノン停戦1カ月
揺れるヒズボラ評価

「破壊招いた」批判も
オルメルト政権支持率下落 窮地に


【カイロ13日鄭真】
イスラエルとレバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラの戦闘停戦発効から14日で1カ月。
国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の増強部隊が南部に展開、空域・海上封鎖も解除され、各地で復興活動が本格化している。
「勝者」を自任するヒズボラはレバノン政府批判を繰り返すなど強硬発言が目立っているが、社会基盤の破壊を招いた批判も出ている。
一方、十分な戦果を挙げられなかったイスラエル・オルメルト政権には国民の批判が集中、苦境に立たされている。




食事制限4歳児死なせる

2007-07-21 20:21:29 | 殺人
‘06/09/14の朝刊記事から


極度の食事制限
4歳児死なせる


東京・母親を逮捕

食事を制限するなど男児に虐待を続けて死亡させたとして、警視庁向島署は13日、保護責任者遺棄致死容疑で東京都墨田区東向島4、母親の読売新聞アルバイト配達員三沢恵美容疑者(29)を逮捕した。



「病欠」職員を懲戒免職

2007-07-21 19:18:19 | 社会
‘061029の朝刊記事から


「病欠」職員を懲戒免職
解放同盟も除名へ 奈良市

奈良市の環境清美部の男性職員(42)が病気休暇・休職を繰り返し、5年余りで8日間しか出勤していなかった問題で、藤原昭市長は地方公務員法違反(信用失墜行為の禁止)を理由に、27日付で懲戒免職処分にした。

この職員は建設会社を実質経営、公共工事受注のため市役所を度々訪れていたという。

また管理監督責任を問い、市長自信を減給10分の2(6カ月)、福井重忠助役を同10分の1.5(6カ月)とするほか、上司や人事管理部門の幹部計25人を減給などの懲戒処分とした。

藤原市長は市の病気休暇制度が不祥事の背景にあったとして見直すほか、支払われた給与約2700万円の返還を請求する方針を表明した。

市によると職員は2000年12月以降、違う病名の診断書を提出して34回にわたり病気休暇・休職を繰り返した。

この間、解放同盟奈良市支部協議会の役員として市側との交渉に何回も出席。
建設会社の工事の受注や契約などのために市の関係部署をひんぱんに訪問していた。

解放同盟奈良県連は同日、この職員の除名方針を決定した。