蓬 窓 閑 話

「休みのない海」を改題。初心に帰れで、
10年ほど前、gooブログを始めたときのタイトル。
蓬屋をもじったもの。

雪が降る…森進一

2019年02月11日 | 思いだすままに
 昔、森進一が好きだった。
 どうもハスキーヴォイスに弱いらしい。桂銀淑とか。
 流行歌もさほど聞くほうではないのだが、
 森進一の{女のためいき」とか「港町ブルース」など。
 後々の「襟裳岬」などの現代風アレンジのは駄目。
 初期のころのねちねち女心を、ハスキーヴォイスで歌うところがよかった。

 そのころより、さらにまえ、フランスの歌手アダモに一目惚れ、否、一耳惚れした歌がある。
 「ブルジィーンズと皮ジャンバー」である。
 喫茶店の少し猥雑な音のなかから、聴こえてきたハスキーヴォイス。
 子育てで、どこにも出かけられないので、夫がLP判を買って来てくれた。
 日なが一日「ブルージーンズと皮ジャンバー」や「雪が降る」を聴いていた。

 そして、アダモが来日。
 やはり森進一と声質が合うのだろう。
 テレビの企画で、両方がお互いの歌を歌った。
 進一が、雪が降るを歌い、アダモが進一の歌を歌った。
 二人とも、最高だった。


 雪が降ったりやんだり、寒い日が続く。ふつうなら、雪の降った翌日は、太陽が青空に耀き、白い雪の世界をきらきらと輝かせてくれるのに、どんよりした灰色の空が続く。



 愚痴はそれくらいで、お時間のある方は、アダモの{雪が降る」を。
 ひばりの「雪が降る」はあったが、森進一のはなかった。

https://www.youtube.com/watch?v=jzSGQxFESSA