書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

三条院

2010-06-30 08:56:27 | Weblog
心にもあらでうき世ににながらへば恋しかるべき夜半の月かな 

生きておっても詮無いと思うこの世だけど生きていて懐かしく思うのはこんな見事な月ぐらいなのだろうなぁ

三条院(976~1017)
第六十七代天皇。 中宮は藤原道長の次女妍子。 妍子との間に男子に恵まれず、
外舅として政権を掌握したかった道長は天皇の眼病を理由に譲位を迫った。
退位後出家し翌年には失意の内に他界した、享年42歳。
天皇の眼病は殆ど失明に近いものだったと言う。

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