書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

石門頌

2006-05-30 21:51:30 | Weblog

開通褒斜道刻石と同じ石門崖壁に刻されていた摩崖書。
書体は八分隷であるが、
のんびりとしたうねりを持つ自由闊達な運筆は、
野趣味を彷彿させる。
「命」字に見られる長脚を長く伸ばす筆法は、
前漢から後漢にかけての簡牘類と相通じるところがある。

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