書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

送友人 李白

2012-02-25 08:59:28 | Weblog

何処で誰を送ったのか明らかではない。
当時がまだ旅を楽しむ習慣など無い。
友人の一人が仕官を求めて放浪の旅に出ようとしたのであろう。

青山横北郭
白水遶東城

此地一為別
孤蓬萬里征
浮雲遊子意
落日故人情
揮手自茲去
蕭蕭班馬鳴


青山北郭に横たわり
白水東城を遶る

此の地一たび別れを為さば
孤蓬万里を征かん 
浮雲は遊子の意
落日は故人の情
手を揮って茲自り去れば
蕭蕭として班馬鳴く

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2 コメント

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はじめまして。教えてください。 (康子)
2012-02-25 17:10:01
こんにちは。はじめまして。
9歳の娘、大工の主人、家具職人の両親の5人家族、結婚前は設計事務所を営んでおり今は専業主婦です。
大工の主人のHPを作りたくて「檜」にまつわる言葉やことわざを調べていたところこちらへたどり着きました。
よろしかったら教えてください。

明 張瑞図作品臨書53
西園雅集圖記53
「坐於盤根古檜」

こちらは、何と読み、どんな意味なのでしょうか?
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Unknown (安房守)
2012-02-26 21:36:23
「西園雅集」とは、北宋時代の名士黄庭堅など十数人が王詵と言う人の庭園に集って宴を催した様子を記したものだそうです。 
後世、これが格好の画題とされ多くの人に描かれています。
その絵のどれもに沢山の木々が描かれて居ります。
私にはどれかは判りませんが、その中に檜の古木が有るのだと思います。
例えばこのようなものです。
http://www11.tok2.com/home/awa/01.jpg
http://www11.tok2.com/home/awa/02.jpg
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