書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

習作  高適詩 送鄭侍御謫閩中

2012-07-11 08:52:14 | Weblog

謫去君無恨

閩中我舊過

大都秋雁少

只是夜猿多

東路雲山合

南天瘴癘和

自常逢雨露

行矣慎風波

 

踊せられて去る 君 恨み無がらん

閩中は我旧と過りたり

大都秋雁少なくして

只だ是れ夜猿多し

東路 雲山合し

南天 瘴癘和す

自ずから当に雨露に逢うべし

行けや 風波を慎め

 


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
高遠詩 (安房守)
2012-07-11 20:52:33
私が師事した日本の二人の師、そして二人の中国の師、御四人とも古典を愛する方で、私もその枠から中々抜け出せません。 少しずつ脱皮を心掛けて居ります。
返信する
Unknown (ステラ)
2012-07-12 17:37:44
私の先生も昔は、書道展というと臨書が中心であったと仰います。安房守さんはお勉強熱心で古典をしっかり勉強されたと思います。無理に脱皮せずとも良いような・・。
「書道」と「書芸」とは違うと思います。今千字文の臨書をしてますが、呉昌碩も習ってみたいです。
返信する

コメントを投稿