私も挑戦中の中小企業診断士試験の合格率。
みんな予備校通うとかしてしっかり勉強して受ける資格試験。
1次試験の合格率全世代では25%前後。しかし50代は18%。60代以降もっと下がる。
2次試験の合格率全世代では18%。しかし50代は9%。60代以降もっと下がる。
資格取得は1・2次突破しなくてはならない。(正確にはその後の口述試験・実習後)
全体での合格率全世代で4%。50代では1.6%(100人中1.6人!しか合格しない)。
その理由は年齢によるものだけではない。
試験で与えられた与件以外を自らの経験則で解答してしまうとのことらしい。
つまり経験が邪魔をするということ。若い世代は経験が少ないので忠実に試験を解く。
世の中こういうことも多くあると思う。
自らの思い込みや経験ありきから考えるのではなく
フラットに物事を見る目を持たなくてはならない。
とても大切なこと。
クライアントに奉仕をしてありがられることと
サービスを提供してクライアントから対価をいただくことの意味は全く違う。
もちろん対価を得ることは高いハードルがある。クライアント満足は当然で大きな責任を伴う。
かたや奉仕は楽だ。失敗がないから。怒られることもなければ言い訳もできる。
だけどそこを乗り越えることで本当のサービスが生まれる。
会社である以上、全てはサービスに置き換えることが前提だ。
もちろん初期投資はあり。でも必ずサービスに昇華させる気概がなければただの奉仕となる。
そこを乗り越えられるかがビジネスセンス。そこから逃げる人も多い。
対価をいただきながらクライアントにご満足いただく・・その事こそが真のビジネスだ。
自ら立てた目標を実現できるかはこれにかかっている。
口だけ立派で常に実現できない人がいる。人に厳しく自分に甘い人。
そうは絶対にならない。なりたくない。絶対に。
仕事も勉強も運動も結局は「克己」常に意識している。
年配経営者の人に感じる。まさに老害では?
今の時代に必要なことは何か?自分だけが生き残ることではない。
もちろん生活とか家族とか守るものがみんな一番大事だ。
けれど未来の世代に託す心意気がなければそれはエゴでしかない。
経営者であれば未来に向けて動くときだ。近視眼だけは陥ってはならない。
自らも改めて肝に銘じたい。