*下記は私の私見ですのでご了承を・・・
世界のインフレが止まらない。
インフレは通常、債権者(貸す方)より債務者優位(借りる方)となるが
複雑化した経済ではそう簡単ではない。
現金の価値が下がるのだからあらゆる投資をしてのリスク分散が必要となるが
そもそも元手がないと投資できない。
また長期視点が必要なので結局、金持ちのみがより儲かるはず。
ただアメリカなどはコストプッシュインフレでも
所得上昇を伴っているので予測されたインフレに近い。
今後も金融政策、財政引き締めなどで対応していくだろう。
深刻なのは日本。金融政策は限界まできており、財政は最悪。八方塞がり。
国内需要が減るので投資して世界成長を取り込むしかないが、真逆の貯金ばかりする国民性。
こちらも金持ち(&大企業)は海外投資等を積極的に行い結局、金持ち(&大企業)だけ潤う仕組み。
日本の経常収支は所得収支により支えられている。要は大企業などの海外子会社等からの利益だ。
平等に行き渡るものではなく金持ちと大企業(含む社員)だけが潤う。そんな現実だ。
一方、経済重視からの価値観変化も起こっている。
要は「お金なんかなくても幸せ」「今のままで十分、成長など必要ない」という価値観など。
否定はもちろんしないがあまりにも「自分さえ良ければ良い」考えではと私は思う。
そしてそれらは上記のように恵まれた環境の人ほど多いのでは?
今の日本財政は「未来の世代が背負う借金」で成り立っている。
そのツケを払うのはその世代では?現状満足派はその視点が欠けていると感じる。
未来の世代を思っての行動が必要だ。そしてその未来を切り拓くのは彼彼女らだ。
その支援する側にまわること、決して邪魔な壁になってはいけない。
すくなくとも私はできる限りの行動をする。
昨今のインフレNEWSからの雑感でした。