年末に放映されたプロ野球をクビになった人たちのトライアウト挑戦の番組。
毎年見入ってしまいます。そして考えます。
私はプロ野球選手のようなその道のエリートでもなんでもない雑草ですが
今おかれている環境は「勝ち負けがすべて」。共通するものもあると感じます。
もちろん、成功すれば得るものは大きいのかもしれません。
でも負けたら家族を路頭に迷わせる。家族にみじめな思いをさせてしまう。
社長であれば社員も路頭に迷わせる。そして社員の家族までも。
自分は耐えるだけだが、家族が関係者が人に笑われ、蔑まれるかもしれない。
勝ってあたりまえ。失敗すれば敗北者。失敗するのが当たり前のはずなのに。
誰も認めてくれる人はいない。成果だせばだすほど不安が増大。
どんなに努力しても、どんなに願っても、どんなに挑戦しても負けたらすべてが終わる。
そういう環境にいるという事を誰も理解してくれない。
必死で最大限の努力をした上での残酷な結果。
例え乗り越えても、その先には新たな試練や新たなライバルが現れ続ける。
厳しい競争。あまりに切ない。
せめてこのような想いをした選手たちを、同じような環境にいる人間として心から応援したい。