「三面記事小説」 角田 光代

　「三面記事小説」　　角田　光代

　　　　　　

「実際の事件を発想の発端にしているが、フィクションであり事実とは異なる」と書いています。
ここが「黒い報告書」と違うところです。
最初に、数年前に新聞に載った事件が紹介され、そこから話が始まります。
事件を起こした本人と当時の家族とのかかわりが書かれています。
六つの事件が取り上げられ、よく憶えている事件もあります。

「赤い筆箱」の主人公の高校生　実智のこころの葛藤には、悲しすぎるものがある。

「永遠の花園」の中学生は、初恋の教師と離れたくなく、友人と共謀して給食に薬を入れる。
　あまりにも、二人とも浅はかで幼すぎる。中高生って、こんなだったかな？

「彼方の城」の３８歳の主婦は１６歳の男子高校生を家に監禁してみだらな行為をする。
　まあ、こういう大人もいるので一概に「今どきの若い者は、、、」とは言えない。

「光の川」は年老いたアルツハイマー型認知症の母親を一人で介護する息子が、母親の徘徊や挙動に目が離せず
　仕事を辞めざるをえなくなり、相談に行った役所からは「若いから働けるでしょう」と援助も受けられない。
　体力的にも経済的にも困窮していく様は、他人事とは思えなく、これからの社会問題だと考えさされる。
　老々介護（６５歳以上の老人が、連れ合いや親や祖父母を介護する）が５１、２％　特別養護老人ホームの待機老人が５０万人もいる現状。
　
　他「愛の巣」「ゆうべの花火」

事件は真実で、あとはフィクションですが、どうにもやりきれない作品ばかりで、よく書けていますが、
読み終わりは、しんどい作品です。本当の事件の主人公たちは、どのように立ち直っているのやら。

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いつかのランチ 「寿がきや 他」

　「寿がきや　肉ラーメン」

　　　

子供が小さい頃、今みたいに沢山のラーメン屋さんが近くにありませんでした。
唯一、子供と自転車で行けるのは、スーパーの中にある「寿がきや」と国道沿いに「天下一」だけでした。
子供も私も「寿がきや」の和風味が好きで、買い物の帰りに時々寄っていました。
そのスーパーも無くなり、今は、大きな工場になっています。
久しぶりに娘と、遠くのスーパーに行ったら「寿がきや」が入っていて、懐かしくなり食べてきました。『変わってないな』

　　「よふく堂」　豚骨醤油らーめん　小チャーハンランチ　￥８１０

　　　　　　　

国道沿いにできた店ですが、３回ぐらいお店の名前が代わっています。
トイレがびっくりするほど広く、駐車場は止めにくいのが難です。


　　「きみや」　　日替わりランチ　￥８８０

　　　

この日は、エビチリとサラダ、味噌汁、コーヒー。
ショッピングセンター内の窓際にお店があり、外の景色を見ながらいただけます。

　　「王将」　スタミナらーめん　　￥６３７

　　　

各お店によって特徴があり、早くて安くておいしいのがいいです。


　　「ジョリパスタ」

　　　　　　　　

　　　
　　　　　他にシーフードのピリ辛トマトソースとネギ醤油。


昨日で孫の終業式も終わり、楽しい夏休みが始まりました。さっそく娘たちとランチと買い物です。
一か月と少し、ママは仕事と子供たちの世話で大変です。

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ゴルフコンペ 「天野山カントリークラブ」

７月１７日　（木）　晴天　　レディース　スタート
ゴルフ練習場主催のコンペに参加してきました。第９期第１回　
「天野山カントリークラブ」　東・南コース　　参加者　１２組　４５名（女４名）

ハンデ改正後の第１回のコンペ、私は参加してなかったのでＷＰ。
南１番スタート、メンバーは、顔は知っていましたが、初めてご一緒するＮさん、Ｍさん、Ｔさんの３人。
天野山は初めてでしたが、和風で広々とした美しいクラブハウスで、コースも美しく、キャディーさんは若くて、テキパキしていました。

　　　　　　　　

　　　

新聞に、予報では曇りと書いてたのですが、暑くて太陽がジリジリ照り付け、動悸が激しくなり、フラフラになりました。

　　　

お昼ランチ　（　サーモン、焼きナス、ヒレカツ、チラシ寿司、そば　）　大きく写ってますが、少量ずつで、ちょうどいい量でした。
お昼休憩は１時間、プレイ中は前の組も後ろの組も見えずスムーズに進みました。

　　　　　　　　

１番スタートなので、早く上がりゆっくりお風呂に入れました。
クラブハウスのレストランで会食と、結果発表。

　　　

一緒に回った、Ｎさんはベストグロス、ＴさんはＷＰでハンデが（４、8）が出る上手さです。
今日はいい勉強ができました。上手い人は、大きな失敗もないし、すべてにおいて素晴らしいです。
私は、入賞も飛び賞もなかったですが、ニアピンを１つ取れて、練習場の回数券をいただきました。
次回は１１月です。ハンデも沢山いただいたので、回数券で練習して、次回頑張ります。
日焼け止めを塗って、途中でも重ねて塗ったのに、真っ黒に日焼けしました。

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毛深すぎますよ、彼女たち！

犬も猫も夏の毛に生え変わるためか、抜け毛が多すぎます。
毎日、ブラッシングしても、抜けて抜けて、あちこち毛だらけです。『あなたたち、毛深すぎですよ。』
掃除機の中身の８割は、犬、猫の毛です。そろそろサマーカットにしてもらいに行かないとね。

　　　　

お母さんの苦労も知らないで、涼しいお部屋ですやすやお休みです。

　　　 　　　　　

ニャンコは、届いた荷物の箱にさっそく入ってます。　　『そう、あなたの猫缶が入ってたんですよ』

　　　　

いつもの畑をしている友人が、小玉スイカを届けてくれました。
スイカを作ったのは初めてだそうで、中は割ってのお楽しみだそうです。
さっそく、仏壇にお供えして一つ、冷蔵庫に入れました。

　　　　

　　　

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「西の魔女が死んだ」 梨木 香歩

　　「西の魔女が死んだ」　　梨木　香歩

　　

‘西の魔女が死んだ，　と　‘渡りの一日，が収録されています。
手に取った時、カバーの色とデザインが美しく、気に入りました。　
カバー装画の早川司寿乃さんが、本を読んで表紙の絵と色を決めた過程と解説を書いています。
～～～～～～～～～～
中学３年生のまいの元に、西の魔女が死んだと知らせが入る。

西の魔女とは、母方の祖母で英国人のまいのおばあちゃんのこと。
２年前、中学に入学したまいは学校生活になじめず、登校拒否になる。
そこで、田舎で独り暮らすおばあちゃんの元に預けられる。
おばあちゃんの血筋には特殊な能力があり、まいはひと夏をおばあちゃんと一緒に暮らし、
魔女の手ほどきを受ける。大切なのは、なんでも自分で決めるということ。

まず早起きをして、掃除、洗濯、料理、鶏の世話、庭の手入れなど、日常の何気ないことを、積み重ねていくこと。
自然の中で、いろいろな経験をして、おばあちゃんと思っていることを話して、徐々にまいに生きる力が戻ってくる。

知らせを受け、おばあちゃんの家に着いたまいは、そこで、おばあちゃんと以前に約束していたメッセージを受け取る。
おばあちゃんの愛を感じ、いつもの口癖だった「Ｉ　ｋｎｏｗ」が聞こえた気がした。
～～～～～～～～～～

この本を読んでいると、自分が素直な中学生に戻り、おばあちゃんと一緒に暮らしているような気持になりました。
同じ年頃の孫がいますが、孫を可愛いと思う気持ちは一緒ですが、私には、こんなに思慮深く孫に語り、
教えられる自信はとてもありません。
２００８年に、映画化されているそうで、ぜひ観たいと思います。

　　



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