この本を読んでいるときに、さいとう・たかをさんの訃報が入りました。84歳。ご冥福をお祈りいたします。
大好きな劇作家さんで、ゴルゴ13や鬼平犯科帳、藤枝梅安を長年にわたり楽しんでいます。
リアルな描写で、人物の表情や動作や背景、どれをとっても超一流で、スタッフさんの腕も確かです。
雑誌連載は、スタッフさんが継承して今後も続くそうです。 デューク東郷、長谷川平蔵は健在なり。ありがたいです。
「 鬼平犯科帳 」 さいとう・たかを 池波正太郎 〔 四度目の女房 〕〔 涙雨 〕〔 密告 〕
元居酒屋さんに借りた本です。ベストセレクションなので再読のもありましたが、何回読んでも楽しめました。歳のせいで、結末を忘れているのもあったので。
「 在中庵の茶入れ 」平蔵が父に付き従って京に赴任していた時、隣に吉村夫婦が住んでいた。娘のりつと平蔵の息子の辰蔵は幼馴染み。
その後20年たって吉村が訪ねてきて平蔵に相談事を持ってくるが、その帰りに殺害される。平蔵が調べて実情が分かって来るが、お上の裁きで手が出せなく考えあぐねていた。
辰蔵と平蔵はりつが父の敵を討つところに駆けつけ、敵の罪状を明らかにして助太刀する。りつは罪を問われることはないと伝えるが、自害してしまう。
上役は悪いことをして罪を部下に押し付ける。今も昔も全く変わっていないな。りつの決意は立派だけれど、かたき討ちと自害、私にはできない。悲しすぎる結末。
〔 御金蔵破り 〕〔 俄用心棒 〕〔 首夏の候 〕
脇役の愛嬌者の木村( ウサギ )さん。 酒と女好きで、仕事は怠け者で失敗多し。ひょうきんもので必要な役だけれど、どうも好きになれないよ。
「 そば屋幻庵 」 かどたひろし 梶研吾 〔 納涼夜鳴き蕎麦変 〕〔 其之六 火急!乗っ取り騒動 〕
〔 剣客商売 〕 大島やすいち ・池波正太郎 「 使われた刀 」「 40 」
三冬さんが大治郎の立派なお嫁さんを務めています。 美しくて剣術が上手で、いい母親で妻としても上出来です。
菱屋のお末が乗り込んで来ても平然として大治郎さんを信じて毅然としている。 大治郎さんも女の気持ちに無頓着で言い寄られても気づかない。幸せな人です。
「 蒼太の包丁 」本庄 敬 ・末田 雄一郎 ~銀座のミツバチの教え編~
「 佐武と市捕り物控 」石ノ森章太郎
ちばてつやさんが、さいとうたかをさんの訃報を受け、今頃は大の仲良しだった石ノ森章太郎さんと大好きなお酒でも酌み交わしていることでしょう。合掌 と新聞のインタビューに答えていました。
「 乱 8月号 」 「 さいとうたかを×池波正太郎 貫之巻 」
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ありがとうございます。
大好きな劇作家さんで、ゴルゴ13や鬼平犯科帳、藤枝梅安を長年にわたり楽しんでいます。
リアルな描写で、人物の表情や動作や背景、どれをとっても超一流で、スタッフさんの腕も確かです。
雑誌連載は、スタッフさんが継承して今後も続くそうです。 デューク東郷、長谷川平蔵は健在なり。ありがたいです。
「 鬼平犯科帳 」 さいとう・たかを 池波正太郎 〔 四度目の女房 〕〔 涙雨 〕〔 密告 〕
元居酒屋さんに借りた本です。ベストセレクションなので再読のもありましたが、何回読んでも楽しめました。歳のせいで、結末を忘れているのもあったので。
「 在中庵の茶入れ 」平蔵が父に付き従って京に赴任していた時、隣に吉村夫婦が住んでいた。娘のりつと平蔵の息子の辰蔵は幼馴染み。
その後20年たって吉村が訪ねてきて平蔵に相談事を持ってくるが、その帰りに殺害される。平蔵が調べて実情が分かって来るが、お上の裁きで手が出せなく考えあぐねていた。
辰蔵と平蔵はりつが父の敵を討つところに駆けつけ、敵の罪状を明らかにして助太刀する。りつは罪を問われることはないと伝えるが、自害してしまう。
上役は悪いことをして罪を部下に押し付ける。今も昔も全く変わっていないな。りつの決意は立派だけれど、かたき討ちと自害、私にはできない。悲しすぎる結末。
〔 御金蔵破り 〕〔 俄用心棒 〕〔 首夏の候 〕
脇役の愛嬌者の木村( ウサギ )さん。 酒と女好きで、仕事は怠け者で失敗多し。ひょうきんもので必要な役だけれど、どうも好きになれないよ。
「 そば屋幻庵 」 かどたひろし 梶研吾 〔 納涼夜鳴き蕎麦変 〕〔 其之六 火急!乗っ取り騒動 〕
〔 剣客商売 〕 大島やすいち ・池波正太郎 「 使われた刀 」「 40 」
三冬さんが大治郎の立派なお嫁さんを務めています。 美しくて剣術が上手で、いい母親で妻としても上出来です。
菱屋のお末が乗り込んで来ても平然として大治郎さんを信じて毅然としている。 大治郎さんも女の気持ちに無頓着で言い寄られても気づかない。幸せな人です。
「 蒼太の包丁 」本庄 敬 ・末田 雄一郎 ~銀座のミツバチの教え編~
「 佐武と市捕り物控 」石ノ森章太郎
ちばてつやさんが、さいとうたかをさんの訃報を受け、今頃は大の仲良しだった石ノ森章太郎さんと大好きなお酒でも酌み交わしていることでしょう。合掌 と新聞のインタビューに答えていました。
「 乱 8月号 」 「 さいとうたかを×池波正太郎 貫之巻 」
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