ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「 ふたたび Swing me again 」

2024-05-12 01:57:03 | 趣味

今日は阪神の近本選手が初の満塁ホームランを打って勝試合だと喜んでいたのに逆転されました。  
野球が始まって、3時間もテレビで応援するので、撮りためたビデオを観る時間が少なくなり、残量がピンチです。

いちばん古いのから、12月29日テレビ朝日の年忘れロードショー「 ふたたび Swing me Again 」を見ました。
2010年の作品で、多分、内容も分からないまま鈴木亮平さんが出演するので録画していたんでしょう。

          

あらすじは、50年の時を経て、仲間との約束を果たそうとするジャズトランぺッターとその孫がたどる旅をジャズ音楽に乗せて描いたロードムービー。

ハンセン病療養所を出た祖父を引き取り、初めて会う孫息子は戸惑うが、祖父の友人に会いに行くたびに同行する。
14年前の映画なので、鈴木亮平さんは大学生の役で若い。 父親役は、陣内孝則さん。母親役は古手川祐子さん。
ハンセン病の事は本で読んだりニュースで聞いて少しは知っていました。
療養所に入れられ、長い間隔離され、1996年にやっと法律が廃止され、2001年に国家賠償請求が認められたと知りました。
今では完全に治る病気だとも書かれていました。社会の無知、誤解、無関心、根拠のない恐れから長い間偏見に苦しめられてきたとも。
私も身近にハンセン病の方が居なかったので無関心で過ごしてきました。
松本清張さんの「 砂の器 」を読んだ時、主人公がハンセン氏病の父親と旅していた場面を思い出しました。

ここでの祖父もハンセン病にかかり、恋人と別れ、バンド仲間とも別れ、療養所に入り50年を過ごします。
身ごもっていた恋人は親から勘当され子供を産んで亡くなります。バンドメンバーたちは解散します。
その仲間一人ひとりに会いに行く物語です。

祖父役は財津一郎さん。バンド仲間役に、犬塚弘さん、藤村俊二さん、佐川満男さん、オーナー役は渡辺貞夫さん。
懐かしい顔ぶれです。 犬塚さんはクレージーキャッツの中で一番好きな方でした。おヒョイさん。佐川さんは晩年は俳優さんとして見ていました。
渡辺さんは、ナベサダとジャズ。よく聴きました。懐かしくて皆さんを調べてみました。 
ナベサダさんが91才で健在。犬塚さんは昨年94歳で、おヒョイさんは2017年83歳で、佐川さんは今年84歳で、財津さんは昨年89歳で亡くなっていました。

映画の中では皆さん楽しそうに演奏をしていました。見終わって、なんだかジーンときました。

 

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