アトリエ 籠れ美

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平成27(2015)年5月4日より

油絵追試その12

2024-05-23 03:00:00 | 絵画制作記、スケッチ記、版画制作記
 今月12日に2回目の自作ワニス(仕上げ用ニス)を塗布してから10日ほど経ちました。

 ほぼ乾いてますので、指触乾燥速度としては改めて申し分ないです。

 明るい色彩のF20号の風景画に塗布したわけですが、1回目より効果が増しているというようなことはなさそうです。

 これなら塗布は1回で十分なのかもしれません。しばらく経過観察してみます、っても、ただほったらかしにして、たまに見るだけなんですけどね。

 そうしつつ、1年後とか2年後、たまに見るのも忘れた頃に見てみてどうか。何も変化なしなのか、何らかの変化が起こるのか(ワニスの輝きが落ち着くとか、画面がほんの少し茶色味を帯びるとか)。

 気の長い話ですが、これもテスト、実験ですので、こんなものです。


 さて実際にワニスを自作して試してみてよかったです。これなら今回のワニスを改良すれば使い物になりますね。ただしどう改良するかは難しいところ。何もいい考えが浮かびません。

 画材関係の資料を調べて何か手を打つとしますか。しかしこれは長期目標ですね。とりあえず急ぎではありませんので。

 ちなみにこの自作ワニスを現状でこのまま使うことはできます。そこが悩ましいところ。一度、例えば今秋の旺玄会東京支部展出品作に、実際に使ってみる手もあります。ちょっと考えておきます。

 とりあえず今回で「油絵追試」の記事は終わりになります。


 注)覚えていたら1年後に投稿したいですが。

 付)残るは、現在制作中なのは「油絵習熟(兼自作溶き油)テスト」のみ。最後の1回の制作が遅れに遅れてますが、今月末、29日の予定です。

 「令和6年旺玄会東京支部展 出品候補作 制作記」も進行中。まだ構想段階ですが、ある決断をし、実作できる状況になりつつあります。こちらもかなり遅れてます。急がねば。

 蛇足)今年の春はスケッチに行けませんでした。秋に必ず行きます。急に年間行動計画を立てたので、実行するにはいろいろと無理が出てますが、夏には軌道に乗せられますので。

 この年間行動計画は、無理のない形で継続していくのが大事ですので、随時修正してます。実際にやってみて自然な形に落とし込んでます。

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