アトリエ 籠れ美

絵画制作、展覧会、美術書、趣味、その他日常の出来事について
平成27(2015)年5月4日より

油絵追試その10

2024-04-08 03:00:00 | 新・絵画制作記
 2ヶ月とちょっと遅れで、昨日、やっとやっとで、制作完了したF20号へのワニスがけ。

 ホント、遅すぎ。反省してます(やれば10分程度で終わるんですが、それ故ついつい先送り)。

 意外と重要なテストでして、もしこれがうまくいったら、私の油絵の完成度は更に高まりますけれども。

 市販のワニス(タブロー)は使ったことがあるし、それはそれで気に入ってもいるんですが、ちょっと自作して試してみたかった。

 今回の塗布が乾いた後、もう一回塗布してワニスがけ自体は終了です。


 肝心な点が2つ。

 今回の塗布がどれぐらいで乾くのか。一週間で乾くとみてますが、どうなのか。

 それと2回目の塗布以降、画面にどんな効果が現われ、またそれが時間の経過でどう変化していくのか。

 これについては長期間、半年から一年は、経過観察しないといけません(っても、ただ放ったらかしにして、たまに見てみるだけなんですけどね)。


 昨日の1回目の塗布直後の画面は、やや暗くなったような気がし、ワニス独特の輝きが多少現われている印象。

 まあ今の段階であれこれ言うのは早すぎますけれども。

 よってあと1回塗ったら、いったんこの「油絵追試」は終了です。


 付)って、あとは忘れた頃の投稿になるでしょう(半年とか一年先だものね)。

 注)塗布したF20号は明るい画面の絵。これが重要。全体的に暗い画面の油絵にワニスを塗ると、どんなダメなワニスでも、もっともらしく見えてしまい、厳密なテストにならない。

 敢えて明るい油絵に塗布することで、その効果をしかと確かめられます。

 蛇足)さあ、あとはこれで残るは「油絵習熟(兼自作溶き油)テスト」だけになります。明後日の制作予定です。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿