
「ジョルジョ・モランディ 終わりなき変奏」展
会期:2016年2月20日~4月10日
(月休、ただし3月21日は開館)
会場:東京ステーションギャラリー
入館料:大人1100円(税込)
図録:2500円(税込)*写真右下
昨日アルバイトから帰宅後、予定通り午後に母と出かけました。母の希望通り、まず東京駅の駅舎を見ることにしました。横断歩道を渡り、それなりに距離を取ってから見渡す。手前のクレーンやプレハブ小屋が邪魔でしたが駅舎全体を見ることができて母も満足したようです。
さて肝心の東京ステーションギャラリーですが、場所ってここだったの!? 初めて行く美術館でしたが、丸善(本屋)へ行くのに素通りしていて、気づかなかったということになる。視界に入っていたはずなのに無視(?)だったとは! ちょっと驚き。
まあそれはともかく無事(そうそう神田駅の京浜東北線の人身事故とかで原宿駅で24分待たされましたが)会場入り。金曜の夕方に美術館へ行くのは初めてなんですが(大抵どの美術館も金曜は夜8時まで開館している)、それなりに人がいました。個人的には待望のモランディ展。モランディは好きで作品をじかに見たいと思っていたんですが、過去に2、3点見たっきりでした。一時かなり入れ込んでました(もちろん今でも大好きですが)。そんなわけでじっくり鑑賞してきました。
モランディの作品をまとめて見られたという意味では良かったんですが、彼の代表作は展示されていなかったんじゃないかなという気がします(もっとも彼の代表作や最高傑作を私は知らないので何とも言えませんが、そういう印象を受けました)。チラシ(写真右上)の絵も悪くはないですが、個人的は3階に展示してあった2点(図録11、12)の方が好きですね。この2点が今回の展示作品の中では一番良かった。
意外だったのは風景や薔薇の油彩、そして水彩でしょうか。へえーっ、て感じ。風景や薔薇の絵なんて描いてたの。一生、瓶ばかり描いていたと思っていたので。水彩も面白かった。離れてみると油彩と区別がつかない。巨匠って油彩でも水彩でも変わらないんですね、ユトリロなんかもそう。油彩で描いたのとガッシュ(不透明水彩)で描いたのが同じ。視点がぶれない。物を見る眼差しは変らないのだがら当たり前なんですが。
とにかく堪能しました。満足、満足。モランディ好きは行かないと駄目ですね。私は今回図録(写真右下)を買いました。あまり図録は買わないんですが、モランディの画集もそうそうあるわけではないので。文章が多数掲載されている図録です。まだ読んでませんが、これからじっくり読みたいと思ってます。
重要)写真左の芸術新潮は2005年の5月号(定価1400円)でモランディ特集号です。会場で売っているわけではありませんが、もしモランディ好きでこの号を知らない人もいるかと思い、写真を載せました。もう10年以上前の号なので書店でバックナンバーとして取り寄せることはできないでしょうが、古本屋で見つけたら買ってみてください。損はしません。
付)残念ながら母はモランディの良さが今ひとつわからなかったようです。でもいいんです。まずは見ると。焼き物(陶磁器)に鋭い鑑識眼を発揮する母のことですから、いずれ良さがわかると思います。母は西洋絵画を見慣れていないので、ちょっとモランディは敷居が高かったかもしれません。
蛇足)帰りは東京駅の八重洲地下街の喫茶店で一休みし、中央線で国分寺へ出ました。始発なので座れるのが良かった。母も体が楽だと言ってました。これからは上野の美術館へ行った帰りも東京駅へ出て、同じように中央線で帰ることになりそうです。
国分寺で下車してからは、駅ビルのレストラン街の蕎麦屋で少し飲んで食事して帰宅しました。初めて入ったのですが意外と良かった(店の名前は忘れてしまった)。今後使うことになりそうです。
会期:2016年2月20日~4月10日
(月休、ただし3月21日は開館)
会場:東京ステーションギャラリー
入館料:大人1100円(税込)
図録:2500円(税込)*写真右下
昨日アルバイトから帰宅後、予定通り午後に母と出かけました。母の希望通り、まず東京駅の駅舎を見ることにしました。横断歩道を渡り、それなりに距離を取ってから見渡す。手前のクレーンやプレハブ小屋が邪魔でしたが駅舎全体を見ることができて母も満足したようです。
さて肝心の東京ステーションギャラリーですが、場所ってここだったの!? 初めて行く美術館でしたが、丸善(本屋)へ行くのに素通りしていて、気づかなかったということになる。視界に入っていたはずなのに無視(?)だったとは! ちょっと驚き。
まあそれはともかく無事(そうそう神田駅の京浜東北線の人身事故とかで原宿駅で24分待たされましたが)会場入り。金曜の夕方に美術館へ行くのは初めてなんですが(大抵どの美術館も金曜は夜8時まで開館している)、それなりに人がいました。個人的には待望のモランディ展。モランディは好きで作品をじかに見たいと思っていたんですが、過去に2、3点見たっきりでした。一時かなり入れ込んでました(もちろん今でも大好きですが)。そんなわけでじっくり鑑賞してきました。
モランディの作品をまとめて見られたという意味では良かったんですが、彼の代表作は展示されていなかったんじゃないかなという気がします(もっとも彼の代表作や最高傑作を私は知らないので何とも言えませんが、そういう印象を受けました)。チラシ(写真右上)の絵も悪くはないですが、個人的は3階に展示してあった2点(図録11、12)の方が好きですね。この2点が今回の展示作品の中では一番良かった。
意外だったのは風景や薔薇の油彩、そして水彩でしょうか。へえーっ、て感じ。風景や薔薇の絵なんて描いてたの。一生、瓶ばかり描いていたと思っていたので。水彩も面白かった。離れてみると油彩と区別がつかない。巨匠って油彩でも水彩でも変わらないんですね、ユトリロなんかもそう。油彩で描いたのとガッシュ(不透明水彩)で描いたのが同じ。視点がぶれない。物を見る眼差しは変らないのだがら当たり前なんですが。
とにかく堪能しました。満足、満足。モランディ好きは行かないと駄目ですね。私は今回図録(写真右下)を買いました。あまり図録は買わないんですが、モランディの画集もそうそうあるわけではないので。文章が多数掲載されている図録です。まだ読んでませんが、これからじっくり読みたいと思ってます。
重要)写真左の芸術新潮は2005年の5月号(定価1400円)でモランディ特集号です。会場で売っているわけではありませんが、もしモランディ好きでこの号を知らない人もいるかと思い、写真を載せました。もう10年以上前の号なので書店でバックナンバーとして取り寄せることはできないでしょうが、古本屋で見つけたら買ってみてください。損はしません。
付)残念ながら母はモランディの良さが今ひとつわからなかったようです。でもいいんです。まずは見ると。焼き物(陶磁器)に鋭い鑑識眼を発揮する母のことですから、いずれ良さがわかると思います。母は西洋絵画を見慣れていないので、ちょっとモランディは敷居が高かったかもしれません。
蛇足)帰りは東京駅の八重洲地下街の喫茶店で一休みし、中央線で国分寺へ出ました。始発なので座れるのが良かった。母も体が楽だと言ってました。これからは上野の美術館へ行った帰りも東京駅へ出て、同じように中央線で帰ることになりそうです。
国分寺で下車してからは、駅ビルのレストラン街の蕎麦屋で少し飲んで食事して帰宅しました。初めて入ったのですが意外と良かった(店の名前は忘れてしまった)。今後使うことになりそうです。
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