私自身、国内外の油絵具のメーカー比較を多少やってみたことがある。そこで知っている限りを書いておくのも悪くないかなと。
さて一般に言われている通り、海外の油絵具の方が重たいし(持ってみればよくわかる)、また乾燥も遅い。
重たいのはそれだけ顔料が多く含まれているからで、乾燥が遅いのもそれだけ余計なもの(乾燥促進剤や助剤)が含まれていないからとされる。
じゃあ、国内の油絵具はダメかというとそんなこともなく、私は国内のしか使っていない(主にクサカベ ミノー)。
国内の話だが、かつてはクサカベが一番良いとされていた。これは何十年も前の話らしく、今はそんなことはない。
戦後、国内メーカーが猛勉強し、今は海外と大差ないと言われているにもかかわらず、未だに海外の油絵具の方が上なんじゃないかと思われている。
こうした原因は、おそらく透明色にあるのだと思う。私は不透明(または半不透明)色を使っているので、その分には国内外の違いは実感しにくい。ところが透明色となると、随分と違うらしい。
グレージングを多用する方には、透明色の発色の差は命取りである。どうも透明色となると海外の方が上のようだ。
以上が、国内外の油絵具に対する一般的な見方で、これ以上の話は出てこない。私もネットで随分調べてみたが、あまり詳しいことはわからなかった。
じゃあ、一体、国内外のどの油絵具を使ったらいいのかという話になるが、基本的に海外のは高価なので、国内のでいいと思う。
で、実際に使ってみて不満があるようなら、他のに替える。逆に言うと、不満がないなら、替えない。これがいいと思う。
所詮、腕前がないと、どんないい油絵具を使っても、それは宝の持ち腐れになってしまう。よい油絵具を生かすも殺すも、その人の腕次第である。
さて一般に言われている通り、海外の油絵具の方が重たいし(持ってみればよくわかる)、また乾燥も遅い。
重たいのはそれだけ顔料が多く含まれているからで、乾燥が遅いのもそれだけ余計なもの(乾燥促進剤や助剤)が含まれていないからとされる。
じゃあ、国内の油絵具はダメかというとそんなこともなく、私は国内のしか使っていない(主にクサカベ ミノー)。
国内の話だが、かつてはクサカベが一番良いとされていた。これは何十年も前の話らしく、今はそんなことはない。
戦後、国内メーカーが猛勉強し、今は海外と大差ないと言われているにもかかわらず、未だに海外の油絵具の方が上なんじゃないかと思われている。
こうした原因は、おそらく透明色にあるのだと思う。私は不透明(または半不透明)色を使っているので、その分には国内外の違いは実感しにくい。ところが透明色となると、随分と違うらしい。
グレージングを多用する方には、透明色の発色の差は命取りである。どうも透明色となると海外の方が上のようだ。
以上が、国内外の油絵具に対する一般的な見方で、これ以上の話は出てこない。私もネットで随分調べてみたが、あまり詳しいことはわからなかった。
じゃあ、一体、国内外のどの油絵具を使ったらいいのかという話になるが、基本的に海外のは高価なので、国内のでいいと思う。
で、実際に使ってみて不満があるようなら、他のに替える。逆に言うと、不満がないなら、替えない。これがいいと思う。
所詮、腕前がないと、どんないい油絵具を使っても、それは宝の持ち腐れになってしまう。よい油絵具を生かすも殺すも、その人の腕次第である。
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