アトリエ 籠れ美

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平成27(2015)年5月4日より

令和4(2022)年公募美術団体展その2

2022-08-11 03:00:00 | 展覧会、美術館、公募展、貸画廊、貸ギャラリー
 今年は、公募美術団体展の一般公募への出品を見送ります。

 よって今年の私の作品発表はありません(一般公募で出品しても選外となれば、作品は会場に展示されませんので、同じ結果になります)。

 現在、自分の油絵技法の最終テストをしている最中ですし、また父の入院と転院で慌ただしかったせいもあり、残念ですが今年はやめておきます。

 もちろん、来年は一般公募出品します。どの公募美術団体展へ出すのがいいのか、改めて精査したいと思っています。

 今は自分の油絵技法の確立に傾注すべき。今まで培ってきた技法で油絵作品を仕上げることはできますが、それでば技術的に不満が残ったままです。

 それでも描いて、一般公募で入選し作品発表する、という考え方もありますが、もうそれは個人的にはみっともないし、自分で自分にうんざりです。

 幸い、描く題材、考えやアイデアは、頭の中にたくさんあるので、作品のテーマには事欠きません。だからこそ、あとは純粋に技術的なことだけ。

 だからそこにこだわっていきたい。そしていい加減、今年で蹴りをつけたい。だからもはや公募展どころではない、というのが率直な心境です。

 繰り返し書いてますが、ただ描くなら描けます。人物だろうか、風景だろうが、静物だろうが、そこそこの、フツーの、無難な油絵でいいなら、こんな苦労はしてません。

 何かが違う、どうしたいのか、どうすれば納得するのか。

 ただ描きゃいい、ただ描ければいい、そういう段階はとうに卒業しているわけです。

 何とか油絵を自分のものにしたい、少しでも自分の絵に納得したい。そしてその解答は得ており、それを確かめるべく、実践しているところなのです。

 技術的に納得した形で来年の公募展に臨みたい、そう考えています。


 付)これも繰り返し書いてますが、そんなに難しいこと、複雑なことをやろうとしているわけじゃないんですよね。でもそのほんのちょっとのことを実現するのが難しい。

 注)これには自分の腕前のなさも関係してますが。

 蛇足)来年からはご無沙汰の透明水彩画にも取り組みたいです。

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