イオンとセブン&アイ・ホールディングスの12年2月期連結決算が12日、出そろった。本業のもうけを示す営業利益はいずれも前期比10%超の増益を達成し、過去最高益を記録した。東日本大震災の復興需要が追い風となったほか、震災前からの収益改善策が効果を発揮した。
イオンは総合スーパー事業が好調で売上高は2.1%増、営業利益も13.5%増となった。震災需要に加え、ビールや衣料品などのプライベートブランド(PB)商品が好調だった。
「震災を機に主婦が(コンビニやドラッグストアで)水や食料が買えると分かった。今後、食品スーパーは厳しい」。岡田元也社長は12日の決算発表で、これからの競争激化を予想し、震災復興が進む中で変化する顧客ニーズの把握が重要だとの考えを示した。
一方、セブン&アイは米国で展開するコンビニ事業の会計処理変更の影響で売上高は6.5%減だったが、女性や高齢者の利用が拡大した主力のコンビニ「セブン-イレブン」が好調で、営業利益は20%増だった。スーパー事業も復調して収益をけん引。百貨店のそごう・西武も10年9月の改装が奏功、収益に貢献した。
「消費は底堅く、震災需要は続く」(村田紀敏・セブン&アイ社長)とみられ、13年2月期はイオンがPB商品の品目数を増やして売り上げ7000億円を狙う。セブンは前期の1200を上回る1350の大量出店を計画。営業利益予想はイオンが2100億~2200億円、セブンは3150億円と過去最高を見込む。ただし「円安が進めば(輸入品を中心に)価格の上昇圧力も出てくる」(岡田イオン社長)可能性があり、上向いている消費意欲の息切れが懸念されている。【立山清也、岡田悟】
◇PB(プライベートブランド)
小売業者などが自ら企画・開発した独自の商標(ブランド)や商品を指す。卸を通さず、広告宣伝費をあまりかけないためメーカー品より割安な商品が多い。製造を委託するメーカーとの交渉で仕入れ価格を低く抑えられることから、発注する小売業者側の利益率も高いといわれる。
消費者の節約志向が強まるなか幅広い商品がPB化され、イオンが10年6月に発売した、韓国メーカーに製造委託した第3のビール(350ミリリットルで88円)は、1年で約1億3000万缶売り上げた。
引用元:yahoo ニュース
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イオンは総合スーパー事業が好調で売上高は2.1%増、営業利益も13.5%増となった。震災需要に加え、ビールや衣料品などのプライベートブランド(PB)商品が好調だった。
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一方、セブン&アイは米国で展開するコンビニ事業の会計処理変更の影響で売上高は6.5%減だったが、女性や高齢者の利用が拡大した主力のコンビニ「セブン-イレブン」が好調で、営業利益は20%増だった。スーパー事業も復調して収益をけん引。百貨店のそごう・西武も10年9月の改装が奏功、収益に貢献した。
「消費は底堅く、震災需要は続く」(村田紀敏・セブン&アイ社長)とみられ、13年2月期はイオンがPB商品の品目数を増やして売り上げ7000億円を狙う。セブンは前期の1200を上回る1350の大量出店を計画。営業利益予想はイオンが2100億~2200億円、セブンは3150億円と過去最高を見込む。ただし「円安が進めば(輸入品を中心に)価格の上昇圧力も出てくる」(岡田イオン社長)可能性があり、上向いている消費意欲の息切れが懸念されている。【立山清也、岡田悟】
◇PB(プライベートブランド)
小売業者などが自ら企画・開発した独自の商標(ブランド)や商品を指す。卸を通さず、広告宣伝費をあまりかけないためメーカー品より割安な商品が多い。製造を委託するメーカーとの交渉で仕入れ価格を低く抑えられることから、発注する小売業者側の利益率も高いといわれる。
消費者の節約志向が強まるなか幅広い商品がPB化され、イオンが10年6月に発売した、韓国メーカーに製造委託した第3のビール(350ミリリットルで88円)は、1年で約1億3000万缶売り上げた。
引用元:yahoo ニュース
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